更新日:2023年10月25日

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「クビアカツヤカミキリ」に関するお知らせ

クビアカツヤカミキリに関するお知らせを掲載しています。

クビアカツヤカミキリによる被害が発生しています

 近年、全国で特定外来生物であるクビアカツヤカミキリの被害が拡大しており、神奈川県内でも令和3年7月2日に初めて発見され、被害が発生しています。

クビアカツヤカミキリとは

 フラス特定外来生物に指定されている侵入害虫で、国内では2012年に愛知県で初めて確認され、現在は東京都、埼玉県など複数の都道府県で発生が確認されています。本県でも2021年に初めて被害が確認され、今後の被害拡大が心配されています。

 サクラやウメ、モモなどのバラ科植物を中心に多種の樹木を幹や枝の内部から食い荒らし、時に枯死させるなどの被害をもたらしてます。幼虫は木に開けた穴から、「フラス(幼虫のフンと木くずが混ざったもの)」を春から秋にかけて大量に排出します。


特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」の特徴


クビアカツヤカミキリ​​​​​​

  • 原産地:中国、台湾、朝鮮半島、ベトナム
  • 体長:20~40mm(触覚を除く)
  • 特徴:光沢のある黒色で前胸が赤い
  • 生態:幼虫は樹木の内部で1~3年過ごし、食い荒らす。

5月下旬~8月頃に出現し、木の幹や枝の樹皮に産卵する。

 秋から春にかけてかりんとう状のフラスを排出する。

  • 被害樹木:サクラ、ウメ、モモ等のバラ科の植物

クビアカツヤカミキリについて(環境省資料)(PDF:1,195KB)

クビアカツヤカミキリに注意!(PDF:453KB)

クビアカツヤカミキリの防除方法

 被害木は速やかに伐採して、焼却・粉砕等することが効果的です。その他にも、成虫の活動時期前後に(5~8月)にネットを被害木に巻き付けることや農薬を散布することも効果があります。

クビアカツヤカミキリを見つけたら

 もしクビアカツヤカミキリを見つけたら、生きたまま持ち帰らず、その場で捕殺し、神奈川県環境農政局緑政部自然環境保全課(045-210-4310)までご連絡ください。

※クビアカツヤカミキリは特定外来生物に指定されているため、飼養、保管、運搬、輸入、野外への放出等が原則禁止されています。

このページに関するお問い合わせ先

環境農政局 緑政部自然環境保全課

環境農政局緑政部自然環境保全課へのお問い合わせフォーム

緑地・自然公園グループ

電話:045-210-4310

ファクシミリ:045-210-8848

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