発達障がいのある方の活躍事例

掲載日:2020年7月7日

特性

発達障がい

仕事と配属先

所属

統計センター

担当職務

  • 経済統計(神奈川県景気動向指数・県民経済計算(県版GDP))の作成に関する仕事

現在の職務内容、仕事のやりがいなど

3名のチームで国・県・民間企業などが作成したデータをもとに、県の景気動向指数を作っています。作業は主にデータ収集や入力、エクセルを使ったグラフ作成とそのメンテナンス、県の景気の山と谷の決定です。ときには同じ統計を行う他自治体に聞き取りを行うこともあります。個人的には数学が苦手なので、最初、統計センターの仕事に不安を感じていましたが、先輩が作成したマニュアルや質問しやすい職場環境のおかげもあり馴染むことができました。
配属後総務省の統計研究所でエクセルの使い方など3日間研修があり、基礎的なことは習えましたが、業務の習熟においては、エクセルの応用編(関数・マクロなどを使用)が難しく、テキストや過去の資料を使い独学で勉強しました。
私が担当している景気動向指数は毎月記者発表しており、その月の記者発表を無事に終えたとき、仕事に関する知識を覚えたときなどは非常にやりがいを感じます。

職場環境について

自分の障がいに気づいたきっかけは、前の職場で仕事をする中で周囲より業務を覚えられないことに違和感を覚え、受診したところ発達障がいであることが分かりました。当時は上司以外には障がいのことは伝えていなかったので、周囲にとってはなぜ私だけできないのかという話があったりしました。そのため今の職場では、周りの方たちに自分の障がいのことを伝えています。口頭で指示されると理解に時間がかかるので、文章でお願いしたり、マルチタスクが苦手なので、聞き取りは一旦録音させてもらい後で書くようにしています。
県庁内に障がい者同士の話し合いの場があったらいいなと思います。同じ障がいがあるもの同士で、他の方にはわかりにくい悩みなどを共有することができるので、安心して仕事ができると思います。

先輩職員からのメッセージ

仕事は「自分らしく」働けるか。これがとても大切だと思います。神奈川県はフィールドが多岐にわたるので「自分らしく」働ける場所は必ずあると思います。皆さんの中には障がいを周りにカミングアウトできずに苦しんでいる方もいるでしょう。私もその一人でした。でも大丈夫。自分をよく見つめて「できること(を可視化するために資格を取ることもいいでしょう)」「手伝ってほしいこと」を明確にすれば周りの皆さんもきっとサポートしてくれるはずです。一緒に働ける日を心から楽しみにしています。