ローラー付シューズの事故にご注意!
ローラー付シューズの事故にご注意ください。事故事例と注意点をお知らせします。
平成22年頃より、靴のかかとの部分にローラーがついており助走をつけてつま先をあげるとローラースケートのように滑ることができるシューズ(ローラー付シューズ)が小学生を中心に流行していますが、使用者本人だけでなく、巻き添え関連の事故もあります。取扱説明書には商品だけでなくマナーに関する記載もあります。しかし、使用上の注意点などは十分に知れ渡っていないと思われます。そこで使用方法やマナーなども合わせた消費者への注意喚起を行うこととしました。(国民生活センターより情報提供)

事故事例の概要
娘がローラー付シューズでデコボコの歩道を滑っていたら窪みにローラーがはまって転倒し左手首を骨折。
駅前を歩いていた時、小学生らしき女の子が自分の左斜め後ろからローラー付シューズでヘルメットなどは未装着で滑って来た。自分の手前50cm弱くらいで止まったが、よけようとしてバランスを崩して右斜め前に転び、右腕を骨折。
子ども達が広場等ではなくスーパーや大型店舗等、床の滑る場所でローラー付シューズを使用しているのをよく見かける。子どもが滑って突っ込んでくることもあり、事故が起きないかと冷や冷やしている。
消費者へのアドバイス
取扱説明書をきちんと読む。
使用する際はヘルメットやプロテクターなどの安全装具を必ず身につける。
公共施設や店舗内、駅など、人の多いところでの使用は他人の迷惑になる。また、交通のひんぱんな道路での使用は禁止されている。このような場所では使用しないこと。
歩道や店舗内、駅のホーム等で使用して他人にケガをさせた場合などには、使用者本人や親の責任が問われることもある。保護者等は使用方法やマナーをきちんと子どもに説明し、しっかり理解させる。
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消費生活相談は、消費者ホットライン188番をご利用ください