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更新日:2025年9月8日

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海外駐在員の活動レポート(2025年9月・東南アジア事務所)

海外駐在員の活動レポート(2025年9月・東南アジア事務所)

シンガポールで県の観光地をPR

 2025年7月の訪日外客数は約343万7千人で、前年同月比で4.4%増となり、7月として過去最高を更新した。シンガポールからの7月の訪日外客数も約24,300人、年間累計で約369,400人と前年同期比12.6%増となっている。東南アジア事務所では、企業等と連携しシンガポールで実施された旅行博において県の観光地をPRした。

 7月12日、13日に、JTBシンガポール支店が訪日旅行PRイベント「JTB Pre-NATAS Fair 2025」を開催し、訪日旅行に関心が高いシンガポール人約160 名が参加した。地方自治体からは、神奈川県、鹿児島県、宮崎県、石川県、福井県の5県が参加し、本県は、城ヶ島、大山、小田原を中心に、各地域の魅力やフォトスポットなどをPRした。来場者から「日本に行く予定があり、涼しい季節を選びたい」、「あまり知られていない場所を行きたい」という声を聞くことができた。来場者の多くがツアーや個人旅行で日本を訪れたことがあるとのことだったが、今回PRした城ヶ島、大山、小田原にも高い関心を持たれている様子だった。

 また、8月15日から17日にかけて、国際観光展示会「NATAS Holidays 2025」がシンガポール EXPOで開催され、10万人以上の来場者が訪れた。展示会では、80以上の旅行会社、観光団体などが出展。神奈川県は、一般財団法人自治体国際化協会シンガポール事務所及び小田急電鉄株式会社と連携して、県の観光地をPRした。来場者からは、「箱根、鎌倉は行ったことがあるが、大山や小田原は行ったことがなかった。次回の旅行の行先に組み入れたい」、「東京から日帰りで訪問できるか、またチケット情報を教えてほしい」との声があった。小田急電鉄株式会社の乾敬道観光事業開発部課長代理からは、「来場者はリピーターや中高年層、家族連れが多く、日本旅行や当社サービスへの高い関心を実感できた。来日後すぐに使える鉄道フリーパスは特に評価が高かったので、観光情報とあわせて紹介することでオンライン購入の促進を図りたい。また、神奈川の沿線地域や地方の魅力も広く発信していきたい。」と話してくれた。

 今後も企業や関係機関等と連携しながら、現地ニーズに合わせた効果的な観光PRを実施していきたい。

 

JTB Pre-NATAS Fair 2025

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JTB Pre-NATAS Fair 2025 神奈川ブース

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【神奈川観光PR】

NATAS 小田急電鉄㈱ブース

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NATAS  J.CLAIRブース

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