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更新日:2025年3月17日

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海外駐在員の活動レポート(2025年3月・東南アジア事務所)

海外駐在員の活動レポート(2025年3月・東南アジア事務所)

ベトナム食品販路開拓支援プロジェクト

 これまで神奈川県とベトナムは相互の発展に向け、経済、文化、観光など様々な分野で交流を深めてきました。また、ベトナムの人口は1憶人を突破し、1人当たりGDPは4,000ドルを超えるなど、国内需要の拡大による消費市場としての成長も期待されています。
 こうした中、昨年11月、当事務所では、神奈川産業振興センター(KIP)等と連携し、県内食品企業のベトナムでの販路開拓を支援するプロジェクトを実施。グミやプリン、幼児向け食品、アイスクリームなど、計9社が実際にベトナムへ渡航し、参画しました。
 11月14日から12月13日にかけて、現地のECサイト及び小売店を活用したテスト販売を実施(小売店でのテスト販売は11月29日まで)。初日には小売店前のスペースを活用した商品プロモーションイベントを実施し、参加企業が自ら、多くの参加者に向けて自社商品をPRしました。
 15日には現地バイヤーとの商談会を開催。約50名のバイヤーが参加し、130件を超える商談が行われました。 参加した日本精麦株式会社の田中俊充常務取締役は「ほぼ終日商談が続き、とても充実した商談会だった。販路開拓の大きな一歩を踏み出せたと思う」と述べられました。
 16日と17日には、ハノイ市内で開催された「KANAGAWA FESTIVAL in HANOI 2024」の出展ブースで参加企業の商品プロモーションを実施。2日間で約9万人 が訪れた大規模イベントでは多くの来場者がブースに立ち寄り各商品に関心を示していました。参加企業からは「現地の方からの商品への反応を直接確かめることができたのは大変貴重な機会」「現地での販売価格など課題もあるが、ぜひベトナムで販路を広げたいと思った」といった感想が聞かれました。
 当事務所では、県内中小企業のニーズに応じて、様々な海外展開のサポートをしております。東南アジアやインドでのビジネスに関心のある皆様は、ぜひご相談ください。

ベトナム・ハノイの小売店で開催したテスト販売

ベトナム・ハノイの小売店で開催したテスト販売

多くのバイヤーが訪れ、盛り上がる商談会

多くのバイヤーが訪れ、盛り上がる商談会

KANAGAWA FESTIVAL 2024 in HANOIでの出展ブース

KANAGAWA FESTIVAL 2024 in HANOIでの出展ブース

※『横貿月報』春号より引用

このページの所管所属は産業労働局 産業部企業誘致・国際ビジネス課です。