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更新日:2025年3月3日
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海外駐在員の活動レポート(2025年3月・大連 神奈川経済貿易事務所)
「中国のシリコンバレー」として注目の広東省・深セン市は、自動車メーカーのBYDや通信機器大手のHUAWEI (ファーウェイ)といった中国のハイテク企業の本社所在地として知られています。
大連・神奈川経済貿易事務所では、2024年11月6日(水曜日)から8日(金曜日)にかけて同市で開催された産業展示会「FBC深センinNEPCON電子生産設備展」にKIPブースを設置し、県内企業4社の共同出展をサポートしました。
展示会場外観
■半導体製造装置の冷却水配管効率化を提案(リガルジョイント)
株式会社リガルジョイント(相模原市)は、半導体の製造工程で必要な冷却水の配管や複数の流量計をコンパクトにした集合配管(マジック・マニホールド)を展示しました。同社の井上幸太新規開拓統括からは、「深センは初出展だったが製造業の関係者も多く手応えを感じた。また現地販売店も積極的に商品説明を行ってくれたので、今後も中国市場に向け自社製品を供給していきたい。」と感想をいただきました。
リガルジョイント社ブース
■高いメンテナンス性やカスタム設計をPR(アイテックシステム)
株式会社アイテックシステム(横浜市)は、検査・画像処理用LED照明装置などを展示しました。同社の森澤崇成取締役からは、「会期中、複数社から現地代理店としての取引について問い合わせがあった。また、来場者からデモ機を購入したいといった声もあり、中国市場でのニーズを知ることができた。」と出展の手応えを聞くことができました。
アイテックシステム社ブース
3日間の会期で約6万4千人(主催者発表)が来場し、盛況な展示会となりました。県やKIPでは、中国での事業展開を検討している県内中小企業の皆さまに向け、さまざまな支援策を用意しています。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
大連・神奈川経済貿易事務所では、県やジェトロ横浜などと連携して、県内企業の中国進出や販路開拓の支援、中国企業の県内誘致、県の観光PRなどを行っています。電話、メールだけでなく、オンラインミーティングでの相談も承っていますので、お気軽にお問い合わせください。 |
※中小企業サポートかながわ 2025年3月号より引用
このページの所管所属は産業労働局 産業部企業誘致・国際ビジネス課です。