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更新日:2025年6月20日
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海外駐在員の活動レポート(2025年5月・大連 神奈川経済貿易事務所)
長江の上流に位置して、3千万人を超える人口を有する重慶市は、電子部品や自動車製造業を主力産業とする内陸地域の中心都市であり、2024年の経済成長率は前年比5.7%増と、中国全体の成長率(前年比5.0%増)を上回っている。
その重慶市で、5月8日から10日にかけて「重慶グローバル半導体産業展覧会」が開催され、大連・神奈川経済貿易事務所では、本展覧会に神奈川県ブースを設置して県内中小企業5社の共同出展を支援した。
ペンニットー株式会社(相模原市)は、純度が高く、耐熱性や耐薬品性を持つフッ素樹脂チューブを展示。同社の長内 康一 代表取締役は、「久しぶりに海外の展示会に出展したが、主催者との調整などで県からのサポートがあり、助かった。また、展示会のテーマが明確であったため、前提知識を持った訪問者が多く、具体的な商談ができた」と共同出展の感想を話してくれた。今後もこのような展示会へ継続的に出展して、積極的に中国での販路開拓を進めていくという。
3日間の会期で約35,000人(主催者発表)が来場するなど、盛況な展示会であった。また、会場では、本展示会と同時に「中国(重慶)次世代自動車技術展」が開催されており、中国で急成長を遂げている新エネルギー車に関連する技術の展示が目立っていたのが印象的であった。
当事務所では、今後もこのような現地展示会の共同出展などを通じて、県内企業の中国における事業拡大を支援する。
【会場外観】
【会場内の様子】
【ペンニットー社ブースの様子】
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