初期公開日:2024年2月15日更新日:2025年3月5日
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職員が実際に見たこと、感じたことを綴ります!
昨年12月、県は、グルメ、観光、アウトドアスポーツなど、神奈川の魅力あるスポットを自転車で巡る14本のサイクリングルートを策定しました。そのうちの1つが、湘南エリアの海沿いを通るルート、その名も「太平洋岸自転車道神奈川セクション」。今回、このルートの一部を自転車で走行し、サイクルツーリズムを体験する「メディア向けツアー」が開催されるとのことで、少しだけ同行させていただきました。(当ツアーは県スポーツ局が開催)
2月8日、集合場所の大磯港付近は晴れてはいるものの、時折冷たい風も吹き、少し弱気になりがちな気候ですが、10時30分の集合時刻になると、サイクリストさながらの格好をされた方々が、続々と集まってきました。それで、ようやく私のスイッチもオンに!
さて、今回のメディア向けツアーは、自転車でルートを走行するだけではなく、ルート上の魅力的なスポットに立ち寄り、施設の方からおすすめポイントの案内もあるとのこと。その1か所目が、出発地点の大磯港にある賑わい交流施設「OISO CONNECT(別ウィンドウで開きます)」。
こちらは以前の職員メモでもご紹介していますが、当日水揚げされた水産物や地場の野菜などを販売しており、2階のレストランでは海を眺めながら食事を楽しめる大磯の代表的な観光スポットですね。出発前に、施設の方からおすすめの商品などについて説明をいただきました。
今回走行するコースは初級者も対象とのことで少し安心。ただ、大磯港から私が同行する柳島スポーツ公園までは、自転車専用道路ではなく、一般道を走行するため油断は禁物。そんな思いを抱きながら、いざ出発!(本来、ルートマップでご紹介しているのは、柳島スポーツ公園方面から大磯港方面へ走行するルートですが、今回は特別ルートを設定して、開催しているようです。)
大磯港を出発してまもなく、湘南海岸と並行して走る国道134号線に出ました。さすがに国道ということもあり、交通量は少々多め。ここは安全第一に・・。箱根駅伝の平塚中継所地点を通過し、花水川橋手前の安全な箇所で一旦停止。
さらに134号線を進みます。相変わらず交通量は多いので、引き続き安全第一に走行・・・。この辺りは、風景を楽しむというよりは、ペダルをこぐことに集中し、ひたすら前へ。でも、それはそれで楽しい感覚でした。
しばらく走行すると、トラスコ湘南大橋の看板が目に入ってきました。今回は交通量が多いこともあり、安全面を重視して歩道をゆっくりと走行して橋を渡ることに。
橋に差し掛かると「これぞ、湘南の風を感じながら走っている」という感覚に!一直線に続く橋上を走行するのは爽快そのもの。
橋上では、右側に湘南海岸が、左側に相模川が広がり、圧巻の風景でした!橋を渡り終えると、すぐ柳島スポーツ公園に到着。全体の走行距離は約6km、のんびり走行したため、実際は約40分かかりましたが、あっという間に感じました。また、交通量は全体的に多かったですが、道路は平坦で体力的には走りやすいコースでした。そして、柳島スポーツ公園に到着した時には、出発の時に冷たく感じた風が、とても心地よく感じるようになっていました。
柳島スポーツ公園(別ウィンドウで開きます)は、今回のツアーで2か所目の立ち寄りスポット。太平洋岸自転車道のゲートウェイ施設となっており、自転車の修理やメンテナンスなどを行う民間のサイクルステーションやレストランがあります。今回は公園内のレストラン「柳島キッチン」で、ランチをいただくことに。
私は魚料理を注文。本日はタラのフライのようです。また、店長さんの説明では、野菜は近くの農園から仕入れているので、採れたての本来の味が楽しめるとのこと。これはますます食べるのが楽しみ。おっと、ランチが運ばれてきました。見た目が美しく、とても美味しい!
次回は肉料理も食べてみたいと思いました。食後は、令和5年4月1日から県内での公道走行が可能となったタンデム自転車の2人乗りの体験会もあり、私も挑戦してみました。
最初はバランスが上手くとれるか不安でしたが、乗ってみると思っていたより早く慣れました。また、2人でこぐので、楽に進んでいるような気もしました。
そして、このタンデム自転車ですが、なんと折りたたみ式でした。こんなにコンパクトになるとはビックリ!
このあと、メディアの方々は、次なる目的地へ向かって出発しましたが、私の同行はここで終了。半日でしたが、サイクルツーリズムを満喫しました!
今回は集団かつ自転車での移動だったため、風景の撮影が難しく、ご紹介できる写真が少なくなってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。ぜひ、現地を走行いただいて、直接、風景をお楽しみいただければと思います。
今回、太平洋岸自転車道の一部を走行するサイクルツーリズムをご紹介しましたが、実は、湘南エリアにはサイクルツーリズムを楽しめるルートやスポットが、まだまだあります。そこで、最後に、サイクルルートやスポットを紹介している、いくつかの媒体をご案内します。
「So・Ra・Niなび 大磯・平塚・二宮散策『どこまる』」(別ウィンドウで開きます)
平塚市・大磯町・二宮町が共同発行したガイドマップ。各地域のサイクリングコースや周辺の立ち寄りスポットなどを紹介。
湘南地域自転車観光推進協議会とスルガ銀行が連携して発信しているウェブサイト。シェアサイクルで巡る魅力的なスポットを紹介。
「旅なびガイド 湘南サイクリング旅」(別ウィンドウで開きます)
湘南地域県政総合センターと東海大の学生が連携して作成した観光リーフレット。平塚・茅ヶ崎・⼤磯の3地域のサイクリングルートやスポットを紹介。
ぜひ、皆さんも湘南エリアのサイクルツーリズムを楽しんでみてください!
(くれぐれも自転車の交通ルール・マナーにご注意ください。)
関連ページ:ジャパンエコトラック公式サイト(別ウィンドウで開きます)
(神奈川県の14のサイクルルートの紹介や施設情報を詳しく掲載。公式ルートマップのダウンロードも可能)
関連ページ:職員メモ「大磯駅から、海までのんびり。」(別ウィンドウで開きます)
TEL 0463‐22‐9268
このページの所管所属は 湘南地域県政総合センターです。