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更新日:2023年12月22日
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次の審議会等を下記のとおり開催した。
水源環境保全・再生かながわ県民会議 第58回市民事業専門委員会
平成28年9月15日(木曜日)10時00分から12時00分
かながわ県民センター3階 303会議室
増田 清美【委員長】、萩原 なつ子【副委員長】
林 義亮
オブザーバー委員 坂井 マスミ
平成28年9月25日
水源環境保全課 梶ヶ谷
電話番号 045-210-4352
<事務局(水源環境保全課)から【資料1-1】から【資料1-4】により説明>
(増田委員長)
ありがとうございます。
資料1-1について、ご意見をいただきたいのですが、前回7月に検討した内容で出来上がりました。如何でしょうか。
(萩原副委員長)
すっきりして読みやすくなった。
(増田委員長)
特に意見はないようですので、この内容でお願いします。
資料1-2について、最初の方は変わりません。9ページのチェンソーの燃料費や替刃のところの計算は、前年度のままとのことですので今後数字の修正があります。16ページ以降の記入例についてはよろしいでしょうか。
(萩原副委員長)
このようにして丁寧に書いてくれるとよいです。
(増田委員長)
わかりやすくなったのではないでしょうか。特に意見はありませんか。よろしいでしょうか。ではこの形でお願いします。
資料1-3について、公開プレゼンテーションを免除することができることとされているが、平成28年度は全ての団体にプレゼンテーションをやっていただいた。これは前からこのようになっていた。どのくらい新規団体が来るかわからないが、臨機応変にやっていただくということでよろしいかと思います。
(増田委員長)
選考会の日程については、一次選考は平成29年2月17日の金曜日、二次選考は平成29年3月5日の日曜日ということで確定してよろしいでしょうか。(全員了承)
資料1-3は、何かご意見はありますか。ご意見がなければ、これでお願いします。
資料1-4について、平成29年度の選考スケジュールは、前にもやっていますので確認となります。
チラシの配布についてお願いします。
(事務局)
チラシの原稿が確定したということで、配布の準備を進めているところですが、県税条例の議決の関係で、その前に配ってよいかということがあり調整中です。出来る限り早く配布したいと考えています。
今年は特別で第3期計画が正式に決まっていません。県税条例の議決で初めて決まります。
(増田委員長)
わかりました。県税条例が通りましたら、早めに対応してください。
(事務局)
議題1の関係で、平成28年度事業で不採択になったものがあります。財政的に自立しているということで不採択となったが、財政的自立ということをどういった観点で見たらよいか。現行の書類で団体調書を出してもらいますが、その年の事業計画でしかない。その辺の前捌きに当たって気を付けなければならないことがあればお聞きしたいと思います。
(萩原副委員長)
年度予算があり、どれくらい出せるかを判断しますので、それしかありません。
(事務局)
前回の選考を聞いていて思ったのですけれども、自立している団体という話がありました。他にも結構安定していて運営している団体があると思うのですけれども、何か判断の物差しのようなものがあるとより良いと思いました。
(萩原副委員長)
難しい。この事業の目的をどこに置くのか。新規開拓ということであれば3年以内のところ、3年以上というところになってきたときには、もう結構長くやっているところに対しては、今回は見合わせるといったことになる。基準といわれるとないです。
(事務局)
選考の基準がありますが、自立していない団体を対象としますというものは全くないです。
(萩原副委員長)
これに限らずないのです。それは書けない。自立している、自立していないというのは審査会での相対的な判断になりますので、書いていない。いろいろな情報が判断の材料になるのですけれども、相対的に今回は新しいところが出てきているので、そちらを応援していきましょうという判断になる。自立しているから出しませんということではありません。
(林委員)
いろいろな団体を相対的に勘案して、どちらの方がより支援が必要かということです。
(増田委員長)
自立だけの問題で不採択にしたのではなかったと記憶しています。自立しているからということではなくて、事業内容を総合判断したと記憶しています。
(萩原副委員長)
金銭的に自立しているのか、していないのか、長年やっているという判断もあるだろうし、相対的な判断しかない。一つの参考として、全体の年間予算を見たときに、この内容の事業であれば出来るでしょうという判断もある。自立している、していないの判断ではなく。
(増田委員長)
選考基準をもっと具体的に修正する必要があるのでしょうか。
(萩原副委員長)
それはないです。これで十分です。
(事務局)
この選考基準で総合的に判断するということになりますか。
(萩原副委員長)
総合的に判断するしかないですね。
(増田委員長)
そういうことでよろしいでしょうか。(全員了承)
資料1-4まで終わりました。
<事務局(水源環境保全課)から【資料2-1】【資料2-2】により説明>
(増田委員長)
ありがとうございます。
資料2-2のヒアリングシートについて検討していただきたい。ご意見をよろしくお願いします。
(萩原副委員長)
2番の活動参加者というものは、団体のメンバーと、この活動に参加している両方が必要です。この支援事業を受けたことで、団体そのものがどう変化したか。組織そのものの変化とそのメンバーの変化も入れていただくとよいと思います。それから、その団体が企画した活動に参加されてどのように変化があったのか。
(増田委員長)
3つに分ける感じですね。参加した方の意見は、その方が現場にいなくても、団体が聞いていたり、アンケートをとっていたものから聞き取ることはできます。
(萩原副委員長)
10年目に事業評価をされた方がいいと思います。この助成を受けたことでどう変化したかということを聞くと、この事業を今後、継続する必要があるか、ないかとか、ここは少し変えた方がよいとか。結構お金はかかるが、神奈川県だけで対象が限られます。
(事務局)
過去と現行を含めた団体を対象にするのでしょうか。
(萩原副委員長)
そうです。
そこから分析して、こういうものを重点的に支援していった方が神奈川県の水源環境を守る団体がもっと力を付けていけるので、こういう事業に対しては重点的にこちらを支援していくという提案をしていく。
(増田委員長)
今回、現場でヒアリングをするが、これをベースにして、団体全部にアンケート方式でもすれば、それで10年目の評価のようなものはできるでしょう。
(林委員)
中止、延期の場合の手続きについて伺いたい。
(事務局)
9月23日金曜日の夕方17時頃に判断し、メールでお知らせします。
(増田委員長)
ご意見をいただいたところを直したヒアリングシートを作成いただくことでお願いします。
<事務局(水源環境保全課)から【資料3】により説明>
(増田委員長)
活動報告実施案についてご意見をいただきたい。案の1、2、3のそれぞれには長所と短所があるが、どのような形で卒業する12の団体の活動報告を実施したらよいか、ご意見をお願いします。
案の1ないし2は、県民フォーラム開催のときにやっている。この前の8月の県民フォーラムに行ったが、閑散としていた。休憩時間も短いように感じた。県民フォーラム終了後、意見交換できたのかわからない。
(林委員)
案の1として、実施する場所は決まっているのか。
(事務局)
まだ決まっていません。3月に卒業して、例えば、秋頃に実施することもあると考えています。
(増田委員長)
来場者がじっくりと話が出来るのは、案の1かも知れない。
(萩原副委員長)
案の1でよいのではないか。
(林委員)
案の1ということでよろしいのではないか。
(事務局)
県民フォーラムとの同時開催の場合は、フォーラムチームとの調整が必要ですが。
(増田委員長)
県民フォーラムや市民事業交流会との同時開催となっている。委員会としては案の1でよろしくお願いします。団体が卒業するのですから、盛り上がるような形、そして次につながるような形でお願いしたいと思います。
<事務局(水源環境保全課)から【資料4-1】【資料4-2】【参考資料4】により説明>
第31回県民フォーラムにおいて、市民団体代表者によるミニ講演、平成27年度の卒業団体5団体の活動展示が行われた。また、第33回県民フォーラムにおいて、市民団体代表者がパネリストを務め、会場ロビーで市民事業団体の活動展示を行います。
(増田委員長)
本日の議題は全て終了しました。オブザーバーの方からお願いします。
(坂井オブザーバー委員)
2つ申し上げようと思います。相模大野での県民フォーラムで団体代表が講演をされたわけですけれども、私としては3人の組み合わせは変えた方がいいのではないかという意見を言いました。
講演した団体の中には、課題が明確で、安定して活動が出来ていて、順調に成長しているということがわかりました。また、団体がどのように成長したか、これから何に取り組むかに一切触れずに講演を終わったところもありました。何のために講演の場を与えられたのか、わかっているのかということが私の思ったところです。
もう一つは、フォーラムの中で、何のために市民事業をやっているのかというと、後に続く人を育てるということが大事で、そのために税金を使って助成をしているのですということが伝わっていない。助成金で物を買うとか消費して終わるのではなく、その後で仲間が増えたり、若い世代が参加したりすることがなければ、この助成金を受ける意味がないのではないか、ということを常々機会があるたびに言ってきましたけれども、それを聞いて反応して成長した団体と、無視して止まっている団体の二つに分かれています。いい団体にさらに発表の場を与えて成果を示していくことが、これからの新しい団体の参加に有効であるし、フォーラムでも前向きな団体が意見を発表することで、その人達に繋がる若い人の参加も見込めて、フォーラムも盛り上がる。そういうよい循環というものを積極的に育てていくということをお願いしたいと思います。
(増田委員長)
ありがとうございました。以上をもちまして、第58回市民事業専門委員会を終了します。
資料4-1_第31回水源環境保全・再生県民フォーラムについて
資料4-2_第33回水源環境保全・再生県民フォーラム企画概要
参考資料1_水源環境保全・再生市民事業支援補助金選考会の設置に関する要領
参考資料3_平成28年度水源環境保全・再生市民事業支援補助金募集案内(案)
このページの所管所属は環境農政局 緑政部水源環境保全課です。