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更新日:2024年5月16日
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がんの未病改善について掲載しています。
がんになる原因の半分以上は良くない生活習慣で、生活習慣の改善により、約6割のがんを防ぐことができるといわれています。
「がんを防ぐための新12か条」によると、がんを予防するためには、以下の12の方法があります。
日頃から、生活習慣に気をつけ、がんになりにくい身体づくりを目指しましょう。
1条 | たばこは吸わない |
2条 | 他人のたばこの煙をできるだけ避ける |
3条 | お酒はほどほどに |
4条 | バランスのとれた食生活を |
5条 | 塩辛い食品を控えめに |
6条 | 野菜や果物は豊富に |
7条 | 適度に運動 |
8条 | 適切な体重維持 |
9条 | ウイルスや細菌の感染予防と治療 |
10条 | 定期的ながん検診を |
11条 | 身体の異常に気がついたら、すぐに受診を |
12条 | 正しいがん情報でがんを知ることから |
(出典:公益財団法人がん研究振興財団「がんを防ぐための新12か条」)
※ 数値目標など、より詳しい情報は、「がんを防ぐための新12か条」冊子版(公益財団法人がん研究振興財団)をご覧ください。
「卒煙サポート」「若年層・妊産婦喫煙防止」「受動喫煙防止」など、本県のたばこ対策の取組みをご紹介します。
子宮頚がんは、若い世代の女性のがんの中で多くを占めるがんです。
日本では、毎年約1.1万人の女性がかかる病気で、毎年約2,800人の女性が亡くなっています。
子宮頚がんのほとんどが、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染で生じることが分かっています。
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)は、子宮頚がんをおこしやすい2つのタイプ(遺伝子型)の感染を防ぐことができ、そのことにより、子宮頚がんの原因の50~70%を防ぎます。
一方で、HPVワクチン接種後には、多くの方に、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。まれですが、重い症状(重いアレルギー症状、神経系の症状)が起こることがあります。
HPVワクチンの接種の有無に関わらず、20歳になったら、子宮頚がんを早期に発見するため、子宮頚がん検診を2年に1回受けることが大切です。
※厚生労働省では、HPVワクチンについて、平成25年6月から、積極的な勧奨を一時的に差し控えていましたが、令和3年11月に、専門家の評価により「HPVワクチンの積極的勧奨を差し控えている状態を終了させることが妥当」とされ、原則、令和4年4月から、他の定期接種と同様に、個別の勧奨を行うこととなりました。
※HPVワクチンの定期接種の対象年齢(小学校6年から高校1年相当)の間に接種を逃した方に、あらためて、HPVワクチンの接種の機会をご提供しています。具体にはお住まいの市町村にお問合せください。
B型及びC型ウイルス性肝炎は、将来肝硬変や肝がんといった重篤な病態に進行する可能性のある疾患です。
神奈川県では広くウイルス肝炎患者を救済するという観点から肝炎治療医療費の助成・無料肝炎ウイルス検査実施機関の拡大・肝疾患医療センターの設置といった取り組みを平成20年4月から実施しております。
このページの所管所属は健康医療局 保健医療部がん・疾病対策課です。