初期公開日:2024年7月25日更新日:2024年8月15日
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令和5年1月から処方箋の電子化が始まりました。医師や薬剤師だけでなく、患者さんにとってもメリットのある仕組みです。
電子処方箋とは、これまで紙で発行していた処方箋を電子化したものです。
患者さんにとってもメリットのある仕組みです。
これまでのように、処方箋の紙を薬局に持って行く必要がなくなります。薬局が電子的に処方箋を受け取ることができるので、患者さんは処方箋をなくしたり、調剤時に忘れたりする心配がなくなります。また、今よりもっと便利に自宅でオンライン診療・服薬指導を受けられるようになります。
医療機関・薬局では過去に飲んでいたお薬や他の施設で出されているお薬を見ることができるようになります(患者さんが同意した場合のみ)。他で処方されたお薬と飲み合わせの悪い処方を防いだり、効能が同じお薬のもらいすぎを防いでお薬の費用も抑えることができます。
スマートフォン等で、マイナポータル等からいつでもお薬情報を確認できるようになります。お薬情報を見て自身の健康管理ができたり、処方されたお薬が分かるので市販薬を買う際に飲み合わせの確認に活用できます。
避難した際にお薬手帳を持ち出せなかった場合でも、スマートフォンでお薬情報が確認できるので事故や災害時の備えになります。スマートフォンを持っていない場合でも、緊急時はデータベースに登録されたお薬情報を医師・薬剤師が確認することができるので安心です。
厚生労働省ホームページ(下記画像をクリック)から、電子処方箋対応の医療機関・薬局を検索できます。
電子処方せん対応の医療機関・薬局についてのお知らせ(厚生労働省ホームページ)
次のポスターは電子処方せん対応の医療機関や薬局の目印です。
厚生労働省が電子処方箋に対応した医療機関・薬局マップを公表しています。
次の県の地図をクリックするとマップが表示されます。
マップ上の印をクリックすると、施設名と住所が表示されますので、お近くの対応施設を探すのにご利用ください。
地理院地図タイル(淡色地図)に、厚生労働省が印を追記して掲載しています。
地図上の印の位置が実際の位置とやや異なる場合があります。
出典)地理院地図タイル(https://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html)