初期公開日:2022年9月20日更新日:2024年1月4日

ここから本文です。

海底地形調査

漁業調査指導船「江の島丸」

海底地形調査について

「江の島丸」には、マルチビームソナーと呼ばれる海底地形探索装置が装備されています。

この海底地形探索装置は、操船支援システム装置とデータ描画処理装置を用いてメッシュ編集を施すことで、立体的な地形図を作ることができます。

まず、操船支援システム装置で、音響測深機から発射されたデータをパソコンに取り込み、演算処理等を施して画面に表示するとともにデータをメッシュ化しファイル出力します。

次に、データ画像処理装置でデータを読み込み編集し図化処理を行います。

その後、解析・作図ソフトを用い海底地形図を完成させます。(等深線図および陰影図)

これまでに「江の島丸」では、海底に設置された魚礁の配置状況、漁場の海底地形が魚群形成に及ぼす影響などを調査してきました。

また作成された海底地形図(下図)は、本県沿岸域に設置されている定置網漁業への指導資料としても用いられています。

これらの結果は、「マルチビームソナーを用いた大型魚礁の配置状況調査について」などの研究報告書でご覧いただくことが可能です。

 

100_1290

海底地形データ取得中

zyougashimacap1

生データ取得作業

zyougashimakouseki

航跡データ1

zyougashima2

航跡データ2

sagamiwann

相模湾海底地形図

 

 
 

漁業調査指導船「江の島丸」トップに戻る

 

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は 水産技術センターです。