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更新日:2024年6月18日
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静的ストレッチで、副交感神経を活発に!
体を動かすと、通常、血圧や心拍数が上がり、心身を活動的にする交感神経が働きます。しかし、「静的ストレッチ」といわれる柔軟体操などを行うと、心身がリラックスし、血圧や心拍数を下げ、副交感神経の働きが活発になります。これは、ほかの運動にはない独自の効果です。副交感神経が働くと、血管が柔らかくなり、広がるため、ストレッチによって、動脈硬化の予防や血圧を下げる効果が期待できるのです。
また、副交感神経が活発になると同時に大脳の興奮が治まり、腰痛やひざの痛みなど、慢性的な痛みを和らげることができます。
筋肉や関節をじっくり伸ばす「静的ストレッチ」は、副交感神経を活発にする唯一の運動です。大切なポイントは、「気持ちよい」と感じる強さで行うことです。30秒以上時間をかけてゆっくりと筋肉を伸ばすことで、十分な効果を得ることができます。呼吸は止めず、ふだんよりもゆっくりと深く息をするように意識します。また、伸ばしている筋肉を意識しながら行うと、効果が高まります。
※このページは、権利者の許諾を得た上で、「日本健康マスター検定(健検)」の公式テキストを基に作成しています。
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