更新日:2024年2月1日

ここから本文です。

2017年度(平成29年度)取組概要

神奈川県とWHOとの連携について

2017年度(平成29年度)

UHC及び高齢化の影響に関する研究開発プログラム

groupphoto

平成30年3月26日(月曜)から3月29日(木曜)の4日間にわたり、横浜市内において、WHOと連携して国内及びASEAN各国の研究者を招き、高齢化への対応等に関する専門家会合を開催しました。国内及びASEAN各国から52名が参加し、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」目標3に掲げるUHCについて、人口高齢化の課題を踏まえ、その実現に向けた共同研究の実施等の検討を行いました。

※「UHC」とは、「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ」の略で、全ての人が適切な予防、治療、リハビリ等の保健医療サービスを、必要な時に支払い可能な費用で受けられる状態を指す(WHOの定義)。

 

エイジフレンドリーシティ参加承認証明書授与セレモニー

エイジフレンドリーシティ参加承認証明書授与式 集合写真

WHOが主導する、高齢者に優しい地域づくりに取り組むグローバルネットワーク「エイジフレンドリーシティ」には、現在世界37か国の500もの市町村が参加しています。このたび、このネットワークに、神奈川県内の19の市町が参加することとなり、国際シンポジウム「ME-BYOサミット神奈川2017in箱根(10月20日から21日)」において、参加承認証明書授与式をとりおこないました。証明書は、WHOでエイジフレンドリーシティを所管するエイジング・アンド・ライフコース部 イズレネ・アラウジョ氏より各市町の首長へ授与されました。

《エイジフレンドリーシティ参加19市町》

横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町、大和市、藤沢市、伊勢原市、大磯町、小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町

 

WHO専門家会合

専門家会合風景

10月19日(木曜)横浜市内で、WHO及び国内外の専門家と共に、本県の未病(ME-BYO)コンセプトとWHOの「ヘルシーエイジング」※との共通する基本的な方向性及び内容等について議論しました。これを踏まえ、WHOが目指す、内在的能力(心身の能力)の評価基準を構築する取組みと、未病の状態や将来のリスクを示す未病指標の連携を目指します。

※ヘルシーエイジング:高齢者が「単に病気ではない」だけではなく、各々が満足できる生活を送れるようにすること。

 

エイジフレンドリーシティフォーラム in シャルジャ(アラブ首長国連邦)

シャルジャ(アラブ首長国連邦) エイジフレンドリーシティフォーラム

WHOが主導する、高齢者に優しい地域づくりに取り組むグローバルネットワーク「エイジフレンドリーシティ」に関する世界中の成功事例を共有し、知見を深めるとともに、関係者間の協力を促進することを目的とした「6th Age-friendly Cities Forum(9月24日から25日)」に参加しました。WHOはじめ世界各国から300名ほどが参加しており、本県の取組を発信するとともに、今後の国際展開への新たなネットワーク構築につながるものとなりました。

 

エイジング・アンド・ライフコース部 ベアード部長 知事表敬

エイジング・アンド・ライフコース ジョン・ベアード部長 知事表敬

WHOで世界の高齢化対策を担っている、ジョン・ベアード エイジング・アンド・ライフコース部長が知事を表敬訪問されました。ベアード部長の同行者は、神奈川県から日本の地方自治体として初めてWHOへ派遣している角技幹です。(写真 左:ベアード部長、右:角技幹)

 

WHO幹部職員との意見交換会

7月18日(火曜)に、WHOの高齢化担当部局であるエイジング・アンド・ライフコース部のジョン・ベアード部長を迎え、県及び市町村の議会議員や県職員を対象とする意見交換会を開催しました。この会合では、WHOの高齢化問題への取組みや、本県とWHOとの連携の意義について説明及び意見交換を行いました。

 

UHC高齢化政策に関する高級実務者会合

7月17日(月曜)から18日(火曜)の2日間にわたり、ホテルメルパルク横浜にて、ASEAN各国政府の局長級幹部を対象とした高級実務者会合を実施しました。この会合には、ASEAN各国及び国内から56名が参加し、UHCの実現に向けた高齢化に関する政策協議を行いました。

 

WHA70 Evening Seminar

MyhealthcareRevolutionセミナー(1)MyhealthcareRevolutionセミナー(2)

ヘルスケア・ニューフロンティアの国際的な発信の一つとして、スイス ジュネーブで開催された世界保健機関(WHO)全加盟国の保健大臣等が集まるWHO総会(WHA70)の時期に併せ、5月22日(月曜)に、ジュネーブで県主催の広報イベントを実施しました。

 

アサモア=バー事務局次長 知事表敬

4月4日(火曜)、アサモア=バー事務局次長が知事を表敬しました。表敬訪問前には、県内施設を視察していただき、県の取組みについてより深く理解していただくことができました。

このページに関するお問い合わせ先

政策局 いのち・未来戦略本部室

政策局いのち・未来戦略本部室へのお問い合わせフォーム

未病産業グループ

電話:045-210-2715

内線:2715

ファクシミリ:045-210-8865

未病産業グループ
電話 045-210-2715

このページの所管所属は政策局 いのち・未来戦略本部室です。