初期公開日:2025年9月16日更新日:2025年9月16日

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令和7年度第1回神奈川県ともいきアドバイザー会議

会議結果

開催日時

令和7年9月5日(金曜日)14時30分~15時30分

開催場所

県庁新庁舎5階 新庁応接室(オンライン併用)

出席者(敬称略)

(アドバイザー)

社会福祉法人神奈川県社会福祉協議会顧問 篠原 正治【代表】

神奈川県副知事 首藤 健治【副代表】

神奈川県商工会連合会専務理事 宮越 雄司

神奈川県商工会議所連合会専務理事 柳瀬 敦

社会福祉法人アール・ド・ヴィーヴル理事長 萩原 美由紀

公益財団法人神奈川県身体障害者連合会会長 内藤 則義

特定非営利活動法人藤沢市民活動推進機構理事長 手塚 明美(オンライン)

(オブザーバー)

横浜市健康福祉局障害施策推進課長 中村 剛志

議題、会議結果(概要)

「ともに生きる社会かながわ」の実現に向けた県の取組について

アドバイザーからの主な意見
(ともいきアート展について)
  • ともいきアートの創作風景がわかる動画放映はすごく良い。動画は色々なところで活かせると思う。
  • 先ほど7、8分という話があったが、それは会場で流し、それとは別にショート動画を作成し、コマーシャルのような形で放映できるものを作成してほしい。それをアート展の告知として、各企業や町のデジタルサイネージなど色々なところで放映できないか。赤レンガに集まる人も増えるだろうし、普及啓発にちょうどよいと思うので、ぜひ活用して欲しい。
  • 実際書いている様子を見ることで、定型発達や障害のある方たちの普段の活動の様子に驚かれるので、ぜひ皆様に見ていただきたい。
  • 共有玩具を小さい時に触って遊んだことを思い出した。こういうものにアート展で触れられるのは面白くてよいことだと思うし、視覚障害者の方はものすごく喜ばれると思う。
  • ただ絵画を飾るだけでなくて、文章なり、映像なりで理解してもらうことが必要。2回目に向けて、そのような工夫をしたほうがいいと思う。
(ともいきマイスターについて)
  • ともいきマイスターの式町さんは知っており、市内の小中学校で本当に精力的に、いじめのことなど、自分が体験したことも赤裸々に話していて非常に胸を打つお話をされている。
  • 10月に相模湖でバレエフェスティバルがあり、そこに式町さんが出演される。現状「ともいき」の要素はないが、その要素を加えることもできる。ともいきをアピールしてもいいと思う。
  • 同様にパラリンピックで演奏されていた片腕のギタリストの輝彦さんという方がいる。生演奏を聞いた時に、一緒にイベントで聞いていた学生が、握手をしてすごく感動しているのを見た。
  • やはり華やかに見える方が努力をして、立派に活動している姿を直接見ることが出来るチャンスがあるとすごい響くと思う。
(憲章の普及啓発について)
  • eスポーツについて、今可能性があって世界的に非常に盛んになっていて、1つの経済として動いているようなところがある。
  • それに加え、色々なところが思うに任せない体の不自由な方も、そうでない方と同等に競うこともできるし交流できることもできる世界なので、ぜひ、ともいきeスポーツ大会のような感じで広げていってほしい。
  • 制約なく誰でも参加できる、誰もが楽しむことができるイベントに、ともいきの冠があると、キャズムを乗り越えるきっかけになると思う。
  • 県の施策、取組のなかで1つアウトプットがあり、それがともいきに関わるものであれば、例えば「ともいきパラスポーツ」でも「ともいき階段」でも、なんでも「ともいき」を冠するような勢いで全庁的に展開していったらいいのではないか。
  • 災害福祉について、普通に生活している人は当たり前に避難するなかで、事情のある方、高齢者含め要支援の方々をどう支援していくかは、非常に関心がある分野。
  • その中でこの「ともに生きる」という考え方、発想をイベント等でアピールしていけば誰一人取り残さないとか、そういう発想の人たちが、一時的に、瞬間最大風速かもしれないですけど増え、自助・共助っていう発想が浸透しやすいのではないかと思った。
  • 発想や考え方を知ってもらって参加してもらうアプローチも大事だと思う。防災部局で実施しているビッグレスキュー、防災訓練とも連携してもいいのでは。
  • 私の周りにも多くの活動に取り組まれている方がいて、目立たないが、紹介してもらったような触る模型や、コミュニケーションをとるためのツールを、仕事の傍ら考え、発信してくれている方など、小さな活動をしている方はたくさんいる。
  • なかなかイベント開催のようなことはできないが、そのような草の根活動をしている人たちにも、「ともいき」の称号やエンブレム等を渡せると、浸透度も高くなるのではないかと思う。
(まとめ)
  • この会の多くの方は「みんなあつまれ」を開催した当時から入ってくださっていて、その頃から比べると、「普及」や「知ってもらう」から、「自ら何をすればいいのか」を考えてもらう取組に変わりつつあることを実感してもらえると思う。
  • 特に若い子たちは、知るだけじゃなく、自分で動きたい子がすごく増えている。
  • 一緒に何かやっていこうよっていうのは、知識だけじゃなくて、当事者たちにも触れ合ってもらって肌身で感じることが大事。それがあって、次何ができるのか、と拡大再生産していくが、その流れが進んできたかなと思っている。
  • このアドバイザー会議は共生社会の実現に向けて実施しているほぼ全ての事業を報告している。
  • ともいきは、文化的要素も非常に強く、今度はそれを推進するような世の中の形、社会システムみたいなのをどう考えようか、というステージに来ている、と1回目から参加する立場の人間として実感している。
  • アドバイザーの皆様とともに、引き続き一緒に連携して進めていきたい。

会議資料

「ともに生きる社会かながわ」の実現に向けた取組について(PDF:2,521KB)

次回開催予定日

令和8年3月

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は福祉子どもみらい局 共生推進本部室です。