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更新日:2024年2月9日
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ALS患者で県の共生社会アドバイザーの髙野元氏による研修会を行いました。
県は、県議会とともに「ともに生きる社会かながわ憲章」を策定し、ともに生きる社会の実現を目 指して取り組んでいます。 このたび、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者で県共生社会アドバイザー(注釈1)の髙野元氏(注釈2)による 「重度訪問介護」等のサービスを活用した重度障がい者の在宅生活に関する福祉・医療従事者 向けの研修会を行いました。
多くの方にご参加いただき、ありがとうございました!
令和5年2月7日(火曜日)15時00分から16時30分まで
オンライン(Zoom)
神経難病の重度障がい者の在宅介護の課題
「重度訪問介護」をはじめとした様々な医療、福祉サービスを活用した在宅生活の事例
当事者による障害福祉サービス事業所経営の事例
注釈 どなたでも参加可能ですが、内容は主に福祉・医療従事者向けです。
注釈 昨年度に実施した研修内容に新たな要素を加えて実施します。
(別添:PDFチラシデータ(PDF:728KB)参照)
80名(先着順)
参加費は無料です。
注釈1 共生社会アドバイザーについて
県は共生社会実現のための諸施策等に対する助言をいただくため、筋委縮性側索硬化症(ALS)患者の髙野元氏に共生社会アドバイザーを委嘱している。
注釈2 髙野元氏について
昭和40(1965)年生 複数の企業でITエンジニアとして勤務した後 、事業開発のコンサルタントとして独立する。
平成25(2013)年1月に筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症する。
発症後は、医療・介護保険・障害福祉のサービスを総合的に活用しながら、在宅生活を送っている。 神奈川難病団体連絡協議会理事長、日本ALS協会神奈川県支部副支部長等を務め、視線入力を用いながら、ALS患者の立場から重度障がい者の生活に必要な支援制度や福祉機器の活用などの情報発信を積極的に行っている。
令和2(2020)年4月 髙野氏自身が代表を務める障害福祉サービス事業所「そうはつ介護ステーション」を開設する。現在、同事業所には「重度訪問介護」の支援を行うヘルパーが5名在籍している。
県からの説明の後、高野元氏からご自身の発症からこれまでの経過、重度訪問介護などのサービスを活用した在宅生活や社会参加などについてご講演いただきました。講演終了後には質疑応答を行い、参加者の方から多くの質問が寄せられ、高野氏が視線入力を用いて入力して回答をしました。
このページの所管所属は福祉子どもみらい局 共生推進本部室です。