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更新日:2022年2月17日
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ALS患者で県の共生社会アドバイザーの髙野元氏による研修会を行います。
研修会「重度障がい者でも社会参加できる」~重度訪問介護を活用した在宅生活の事例~ は終了しました。
多くの方にご参加をいただき、ありがとうございました。
県からの説明の後、高野元氏からご自身の発症からこれまでの経過、重度訪問介護などのサービスを活用した在宅生活や社会参加などについてご講演いただきました。講演終了後には質疑応答を行い、参加者の方から多くの質問が寄せられ、高野氏が視線入力を用いて入力して回答をしました。
(高野さんの講演の様子)
(質疑応答時の様子)
県は、県議会とともに「ともに生きる社会かながわ憲章」を策定し、ともに生きる社会の実現を目指して取り組んでいます。
この度、筋委縮性側索硬化症(ALS)患者で共生社会アドバイザー(※1)の髙野元氏(※2)が障がい当事者かつ障害福祉サービス事業所経営者の目線・視点から、「重度訪問介護」等のサービスを活用した重度障がい者の在宅生活に関する研修会を行います。
令和4年2月8日(火曜日)15時00分から16時30分まで
オンライン(Zoom)
神経難病の重度障がい者の在宅介護の課題
・「重度訪問介護」をはじめとした様々な医療、福祉サービスを活用した在宅生活の事例
・当事者による障害福祉サービス事業所経営の事例
※参加はどなたでも可能ですが、福祉・医療従事者向けの内容となります。
(別添:PDFデータ(PDF:782KB)参照)
80名(先着順)
参加は無料です。
参加を希望される方は、電子申請にて令和4年2月1日(火曜日)までにお申し込みください。
※1 共生社会アドバイザーについて
県は共生社会実現のための諸施策等に対する助言をいただくため、筋委縮性側索硬化症(ALS)患者の髙野元氏に共生社会アドバイザーを委嘱している。
※2 髙野元氏について
昭和40(1965)年生 複数の企業でITエンジニアとして勤務した後 、事業開発のコンサルタントとして独立する。
平成25(2013)年1月に筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症する。
発症後は、医療・介護保険・障害福祉のサービスを総合的に活用しながら、在宅生活を送っている。 日本ALS協会神奈川県支部副支部長等を務め、視線入力を用いながら、ALS患者の立場から重度障がい者の生活に必要な支援制度や福祉機器の活用などの情報発信を積極的に行っている。
令和2(2020)年4月 髙野氏自身が代表を務める障害福祉サービス事業所「そうはつ介護ステーション」を開設する。現在、同事業所には「重度訪問介護」の支援を行うヘルパーが5名在籍している。
平成28年7月26日、県立の障害者支援施設である「津久井やまゆり園」において19人が死亡し、27人が負傷するという、大変痛ましい事件が発生しました。
この事件は、障がい者に対する偏見や差別的思考から引き起こされたと伝えられ、障がい者やそのご家族のみならず、多くの方々に、言いようもない衝撃と不安を与えました。
私たちは、これまでも「ともに生きる社会かながわ」の実現をめざしてきました。
そうした中でこのような事件が発生したことは、大きな悲しみであり、強い怒りを感じています。
このような事件が二度と繰り返されないよう、私たちはこの悲しみを力に、断固とした決意をもって、ともに生きる社会の実現をめざし、ここに「ともに生きる社会かながわ憲章」を定めます。
一 私たちは、あたたかい心をもって、すべての人のいのちを大切にします 一 私たちは、誰もがその人らしく暮らすことのできる地域社会を実現します 一 私たちは、障がい者の社会への参加を妨げるあらゆる壁、いかなる偏見や差別も排除します 一 私たちは、この憲章の実現に向けて、県民総ぐるみで取り組みます |
平成28年10月14日
神奈川県
このページに関するお問い合わせ先
このページの所管所属は福祉子どもみらい局 共生推進本部室です。