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更新日:2026年2月19日
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令和7年度「黒岩知事と県民との“対話の広場”地域版 県西会場」の実施結果です
| 日時 | 令和7年12月11日(木曜日)16時30分~18時00分 |
|---|---|
| 会場 | 県小田原合同庁舎 3階 会議室 |
| 地域テーマ |
県西地域を自分らしく楽しむ! ~未病の戦略的エリアのさらなる可能性~ |
| 内容 | 1 知事のあいさつ |
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2 事例発表
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3 会場の皆さんとのディスカッション(知事が進行役を務めました) |
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| 参加者数 | 129名 |
はい、こんにちは。神奈川県知事の黒岩祐治です。本日は対話の広場にお越しくださいましてありがとうございます。
この対話の広場というのは、私が知事になってからずっとやっておりまして、今日が102回目になります。これまでに参加された方が1万5,415人です。これは直接的な対話でありまして、この会はいつも私が進行していきます。
普通は司会者がいて、皆さんから質問を聞いて知事は答える側と、そういうものはよくあると思いますけれども、そうではなくて、私は元々テレビのキャスターですから、自分で司会進行しながら自分で答えていきます。直接どんどん、どんどん、皆さんと対話をしていきたいと思っております。
それで、地域ごとにいろいろなテーマでやっておりますけれども、今回のテーマはここに書いてあるとおりですね、「県西地域を自分らしく楽しむ!~未病の戦略的エリアのさらなる可能性~」ということですね。未病。健康か病気かじゃなくて、健康と病気の間は繋がっているよね、この健康と病気の繋がっているところ、これが未病だと。病気になってから治すのではなくて、繋がっているところのどこにいても少しでも健康の方に持っていこうとする。これが「未病を改善する」とこういう考え方です。そういうことが必要になればね、この県西地域というのは未病を改善するための宝の山ですからね、これをもっともっと活用して、皆さんが健康で長生きしてもらう。そんな時代を作っていきたいなといった中で、まだまだこの地域にはいろんな可能性が残っているんじゃないのかな、ということを皆さんと共に議論して掘り下げていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。
まずは、二人の方からお話をいただいて、後は皆さんと直接的な議論をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。
(司会)
それでは本日の地域テーマについて、活動されている方お二人に、事例発表をしていただきます。
初めに、初鹿真樹(はつしかまさき)様をご紹介します。
初鹿様は、病院や施設、利用者の自宅などでリハビリテーションを行う作業療法士で、一般社団法人神奈川県西地区リハビリテーション連絡協議会副会長を務めていらっしゃいます。
障がいのある方もあたりまえに楽しく暮らせる社会を目指し、小田原駅周辺のバリアフリーマップの作成や、おだわらRフェス、バリアフリービーチなどのイベント、温泉地での入浴介助Onsen-Helper、健常者への啓発活動など幅広く手掛けていらっしゃいます。
それでは初鹿様よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。始めさせていただきます。
小田原、県西地域のことを少しでもいいじゃんと思っていただけるように、がんばって皆さまにお伝えしたいと思います。
初めまして。ただいまご紹介いただきました、初鹿と申します。初日の出の「初」に動物の「鹿」と書いて「初鹿」なんですが、ちょっと珍しい苗字でございます。
私は足柄リハビリテーションサービスという会社に所属しております。
リハビリテーションというからには、医療や介護に関する会社なんですが、観光事業として、特に高齢や障がい等の有無に関わらず全ての人が安心して楽しめる旅行、ユニバーサルツーリズムというものに携わっております。
私は地元の人間ではなく、東京の東久留米というほぼ埼玉に近い自然豊かな町で生まれて、15年くらい前に小田原にやってきました。
さて、私のことをまずお話しさせていただきます。
都内の高校を卒業した後、自然や環境問題に興味を持ち、農学部に入学します。そこでは授業もろくに出ず、農業実習に行ったり農業を通じた国際協力に関心があったため、海外の現場にも足を運んでいたりしました。
左上の写真は田車(たぐるま)という道具で、田んぼの草取りをしている写真です。
その下は、小脇に抱えているのは子豚なんですが、これから去勢をするところです。
もう1枚はバングラディシュ、当時の世界最貧国と呼ばれていた国ですが、そこの国に行ったときの写真です。
海外に対して憧れもあったんですが、卒業後は国内で農業系の雑誌を中心に扱う会社に就職しました。
しかし、自身のけがを悪化させたことを機会にリハビリテーションの道に入ります。その後、いろいろありましてつい最近、旅行関係の資格を取得しました。
これまでのキーワードを拾うと、環境問題、農業、国際協力、出版業界、リハビリ業界、旅行業界と、もはや私は人生の迷子です。
「自分らしく楽しむ」ということが今回のテーマですが、「自分らしさ」とは一体何なのでしょう。
思い返してみれば、私は「これが大好き」とか、「これが得意」とか、将来は例えば「会社を作って金持ちになってやるぞ」とか、そういった強い思いはありませんでした。何となく漠然としていて、その時々のきっかけで道を選んできたような気がします。
進路を決めるタイミングというものがあると思うんですが、はっきり将来の展望を言える友人達のことをとてもうらやましく思っていました。
「自分らしさ」とは何でしょうか。
少し話を変えて、人の生活という視点で考えてみます。1日は24時間です。朝起きてトイレに行って、歯を磨いて顔を洗って、着替えて、朝食とって、学校や仕事に行く。
24時間という時間は「何か」で常に埋まっています。
つまり、人は「何か」をして生きています。
それは1週間、1か月、1年と続き、人生や生涯と言われる単位になります。
生活はその人にとって、意味のある「何か」で満たされています。
それは、その人にとって「やりたいこと」であったり、「やらなければならないこと」であったり、「他人や周囲からやることを期待されていること」だったりします。
例えば、友人とカラオケや遊びに行くことは「やりたいこと」で、勉強は「やらなければいけないこと」で、部屋の掃除をすることは、「お母さんからやることを期待されていること」かもしれません。
そういった数々の「何か」で人の人生は満たされていて、その中身が自分らしさやその人らしさを形成している、と言ってもいいかもしれません。
しかしここで、病気をしたり、けがをしたり、ハプニングが発生すると、埋まっていた「何か」が、このように抜け落ちてしまいます。
つまり、その人にとって意味のある「何か」はとたんに、あるいは、少しずつできなくなっていく。
私は仕事柄、そういった人たちに多く接してきました。多くの方々が人生に絶望したり諦めている人達でした。
でも、この地域はどのような状態になってもまたやりたいことができる、諦めなくていい、そんな地域になるといいなと思い、様々な活動をして参りました。
こちらは、車椅子ユーザーをはじめ、移動に困難を抱えている人たちと一緒に街歩きを楽しむ企画、「車椅子街歩き」です。
車椅子でも入れるお店だとか、例えばお店に段差があっても店員さんが優しくお手伝いをしてくれるお店だよ、という情報をまとめたバリアフリーマップなんかを作成しました。
このような情報があれば、気になるお店に行くことを諦めていた人も「このお店なら、私も行けるかもしれない」と思ってくれるかもしれません。
こちらは先月行ったんですが、車椅子ユーザーと着物を着て、街歩きガイドさんにガイドをしてもらいながら、小田原観光を楽しむイベントです。車椅子だから着物を着れないなんていうことはありません。
そしてこの地域には、すばらしい海があります。夏には海水浴場が開かれます。
ですが、車椅子ユーザーと海水浴の相性は、とても悪いです。
しかし、砂浜に大きなマットを敷いて、水に浮く車椅子があれば、車椅子ユーザーも海に入れます。みんなで海水浴を楽しめます。
こちらの方は、仕事中の事故で大怪我を負いました。
けがをした直後は、人工呼吸器がつき、首から下が全く動きませんでした。
搬送先の病院では、「死にたい」とか「殺してくれ」と家族や看護師の方に懇願していた方でした。
しかし、本人や周囲の努力もあって、身体機能が回復し、外に出てみよう、外出してみようという意識も芽生えました。
そして昨年の春には、新幹線で東京駅まで行って大好きなお寿司を食べることができました。さらには地域の大学に呼ばれ、ご自身の経験を未来の医療を担う学生さんたちにお話をする、
そんな機会もいただきました。
また、この地域には世界に誇る観光地、温泉地があります。
本日もいらしてくれていますが、箱根町観光協会の方ですとか、地元の車椅子ユーザーの方と一緒に箱根のバリアフリーマップを作ったり、障がい当事者の方による講演会を開くなど、ユニバーサルツーリズムプロジェクトを進めて参りました。
しかし、いくら施設が整っていて、例えば手すりがいっぱい付いていても、お手伝いする人の手がないと温泉には入れないと思います。
そこで、温泉地の入浴介助「Onsen-Helper(温泉ヘルパー)」を考えました。
私達、医療介護職が中心となり宿泊されるホテルや旅館に趣き、温泉の入浴介助をします。
「Onsen-Helper」がいれば、「もう一度あの温泉に入りたい」という思いを叶えることができます。
記念の家族旅行、高齢のおじいちゃん、おばあちゃん、家に置き去りにする必要もなく、一緒に温泉を楽しむことができます。
また、箱根にはこんなお風呂もあります。
この特殊な車椅子に乗ることができれば、浴槽をまたぐという大変な動作をしなくても済むことができます。
実は、この地域にはとっても配慮された温泉施設が数多く存在して、ホスピタリティ・マインドにあふれた人が大勢働いています。
この方は難病を患った男性です。
重度の障がいをお持ちですが、いつもどこに行くにも一緒だった大好きな奥様と、またこうして温泉に入ることができました。
「自分らしさ」とは、その人が大切にしている何かができている状態の事なんです。
また、「自分らしさ」とは、特別な何かではなく、自分自身の経験や体験の中の積み重ね、特に地域の小さなつながりの中に見つけられると思います。
県西地域には、自然、温泉、人の温かさなど、自分らしさを発見したり取り戻せる環境、資源が豊富にあります。
私はよその地域からこちらに参りましたが、この地域、めちゃめちゃいいです。
どうか皆さん、誇りを持ってください。
「どうせ無理」「できっこない」を前提にせず、どうすれば一緒に楽しめるかを、これからもずっと問い続けていきたいと思っています。
そんな地域を、皆さんも一緒に作っていきませんか。
「地域の風土をつくる」ということを合言葉に、来年2月21日、小田原アリーナで「小田原Rフェス」というイベントを開催いたします。
ボランティアを大募集しておりますので、ぜひご登録してください。
仲間になってください。
冒頭お伝えしましたように、私自身「自分らしさ」というものが分からずに、迷走していました。
しかし、今回このような機会をいただく中で「誰かの”自分らしさ”を支えるということが、私自身の”自分らしさ”にもつながっている」と気づくことが出来ました。
はい、以上で、発表を終わらせていただきます。
ご清聴ありがとうございました。
(司会)
初鹿様、ありがとうございました。
続いて、佐藤直美(さとうなおみ)様をご紹介いたします。
佐藤様は、結婚を機に山北町へ移住され、廃業していた民宿「箒沢荘(ほうきざわそう)」を復活させ、女将(おかみ)としてお客様をもてなしていらっしゃいます。
また、地域の女性有志と立ち上げた「へろくり倶楽部」会長や丹沢湖観光連絡会会長、かながわ水源地域の案内人も務めていらっしゃいます。
特に、山北町三保地区に古くから伝わる、魔除けの風習、「門入道(かどにゅうどう)」のグッズや地域の食材を使用したご当地弁当「みほ弁」の販売を行うなど、地域の文化や自然を守る活動、地域振興に取り組んでいらっしゃいます。
それでは佐藤様、よろしくお願いいたします。
ご紹介いただきました、民宿「箒沢荘」女将(おかみ)の佐藤 直美です。
このような素敵な場所にお招きいただきましてとても緊張しますけれど、とても幸せです。ありがとうございます。
私の住んでいる山北町は土地の9割が山林です。
箒沢は地図で見ていただくと、県西の一番左の上ですね。山梨県と静岡県の県境に位置しております。
「ここは神奈川ですか?」とよく聞かれます。
その山北町の最北西にある箒沢には、樹齢5000年の箒杉、天然記念物の箒杉が、悠々とそびえ立っています。
その集落で大正時代の造りの古民家民宿を営んでおります。
千葉から嫁いできたんですけれど、沖縄の竹富島で知り合った主人は「俺は湘南」と言っていたんですけど、あとから考えると湘南だったのは車のナンバーだけでした。だからそれはまんまと騙されたなあと思ってます。
そして結婚、「おかんがやっていた民宿の施設があるから、やりたきゃやれば?」との言葉に、「それ、結婚してから言うんだ」と思いながら、もったいないなという思いと、民宿再建に向け、地域の方々のアドバイスを頂いてどうにか営業を再開してから、もう38年の月日が経ちました。
サラリーマンの核家族で育った私にとっては、180度違った生活の中で4人の子どもに恵まれ、育児と祖母の介護など、日々の生活がとてもハードだったのを今では懐かしく思います。あの頃のパワーはどこからきたのかなと考えると、嫁に来たという自分の意志と、肩に乗っかかってくるいろいろなことをとにかくクリアしなければという、責任感と家族への愛情だったと思います。
民宿業は多方面から訪れるお客様との会話もあり、山にいても情報も多くて刺激の多い楽しい日々です。
高校生の頃の将来なりたい職業の夢の中に、宿の女将なんていうのはありませんでしたけれど、今では天職だと思っています。
子育ても一段落して、さあ次はなにをしましょう、で始めたのが、へろくり倶楽部の活動です。
この「へろくり」というのは土地の地域の方言なんですけど、「こまごました仕事」っていう意味です。
「おめぇ、今日は
何(なに)へろくってたのよ」というおばあちゃん達の会話を覚えていたので、会の名前にしました。
会も今年で14年目です。
子育て中に親しくなった地域のお嫁さん達の会でしたけど、今ではその次のお嫁さんの代も入って、二世代の交流となっています。
過疎が進んでいくこの地域で、お嫁さん達との輪を保つのはすごく大変なことで、山の中の生活の移動はほとんど車なので、ほんとうにこう、立ち話をするようなことは滅多にないので、日を決めて集まったりしないと1年があっという間に過ぎる気がします。なので、親睦会をしながら地域のことを話しています。
「へろくり倶楽部」の活動を、いくつか紹介したいと思います。
「門入道(かどにゅうどう)」という置物で、これが門入道という置物です。
この門入道は、お正月の行事で、門松のようにお正月の玄関に、両脇に置いて睨みを利かせて、悪いもの、疫病などを家の中に入れないぞって睨みを利かすっていうお人形なんですね。
その家の当主がお顔を書いて、お正月の玄関に添えて、どんど焼きには燃やしてしまうという、昔からの三保地区に伝わる風習でした。
お年始に伺った家の玄関にいつも置いてあった門入道、今では見かけないなと思って、地域のお年寄りに聞き取りをして調べました。
漆科のヌルデという木で作るんですけど、地域では「カツノキ、カツノキ」と呼ばれていて、文献などを調べると聖徳太子様が勝負を願って仏像を彫ったりだとか、薪能(たきぎのう)のときにくべる木だったということで、御神木っていう意味があるようです。
なので、ストラップなどは受験生、就活生などの縁起グッズとして、リピーターもいらっしゃいます。
「前回受験に受かったので、次の子のためにまた買っていきます」なんて言葉を頂いたりしています。
ミニチュアだったり、ストラップだったり、山北町のお土産屋さんで販売していますので、ぜひ受験生の高校生さんたちは、このカツノキストラップをチェックしてみてください。
次に「みほ弁」ですが、「みほ弁」は、丹沢湖エリアの3つの飲食店が手掛けている、地域弁当です。
「へろくり倶楽部」がプロデュースしたこのお弁当は、器が一緒で中身が違う3種類の地域色豊かなお弁当です。
観光客の皆様に、この地の味をぜひ味わっていただきたいね、という発想で始めたものです。帯は閉校になった三保中学校の美術部に描いてもらいました。
お弁当箱を会で管理して、各店舗に買っていただいています。
これもゼロからのスタートで、会からの提案に3つの飲食店が賛同して、販売を継続してくださっています。
販売実績は、もう12年になりました。
個々の店舗では展開できないことを、組織として取り組んだことで商品開発できたので、各店舗さんの新販路確保ができたっていうことがとても幸せです。
充実のボリュームと味のよさから「食べたい」っていう声をいただきます。
手間のかかるこだわりのお弁当なので、10食以上の御予約で承っています。
販売価格の700円は、お米高騰の限界で来年はちょっと値上げを考えなきゃなってお話が出ています。
いちばん上のふる里さんのお弁当は、季節色豊かな旬の食材をふんだんにいれたお弁当です。下の落合館さんのは、真ん中に見える、ヤマメの甘露煮ですね、甘露煮が入っているのが定番です。うちの箒沢荘の定番は、人寄せのときにいつも作っている、まぜごはんだったり煮卵だったりというのを定番に入れています。
ぜひ3種類お召し上がりください。
他にもお土産ものの開発としてステッカー等も作っていますが、新規の、最新版のステッカーは、山北天空大橋です。
これは、令和10年度開通予定の、第二東名の橋のステッカーです。
道から見上げる橋は、本当に天空にかかっているようで、ぜひご覧になられて足をお運びください。
この「へろくり倶楽部」の活動の経験の先に、県のかながわ水源地域の案内の活動があります。
県が取り組む水源地域への取組は、上流から下流域に、水を飲んでいる都市の方々に水源地域のことを知っていただき、水源地域をとりまく環境を守っていく取組みです。
地域の先輩から、「もう俺も年だからおめぇに引き継ぐよ」といわれて、里の案内人に任命されました。
山北町の水源地の文化に触れていただく貴重なワークショップの中で、門入道のストラップ作りをし、下流域の都市の方々と交流する時間は、とても有意義です。都会の子どもさんは魚を触ったり、木を見たり、木を切ったりなんて、生活の中では体験できないので、貴重な体験をした水源地が思い出の地になって、また尋ねてくださったらいいなって思っています。
民宿の女将としては、丹沢湖観光連絡会の活動をしています。
これも父から受け継いだものなんですけど、今では会長です。
会員数は現在、24施設です。西丹沢、丹沢湖周辺は都心からたった2時間圏内、小田原からでは1時間弱で来られるところで、自然に恵まれて四季折々の風景がお客様には好評で、リピーターも多いです。
飲食店、お店、キャンプ場、民宿の協議会だったんですけど、最近は丹沢湖の湖面利用を広げるということで、ボート、カヌーに加えて、SUPもできるようになったことから、SUPの体験観光業者も会員の一員として活動しています。
加えて、YouTube配信のカワウソくんの「ういちゃん」には、丹沢湖観光大使に就任してもらいました。
山北町は、サッカーの「湘南ベルマーレ」のホームタウンのひとつということであり、試合会場に出向いてベルマーレカラーのういちゃんのステッカーを配布して、丹沢湖の宣伝活動もしています。
移住者の若い会員達の活躍が目立つということで、会のインスタの更新が頻繁になり、SNS配信という現代の背景も取り入れることができています。
80代から30代の店主の交流で、老いも若きも地域の観光を上げていくぞという1つの目標に向かって一致団結しています。
私の会長職も5年目となり、間もなく任期満了が近づいていますけれど、今は第二東名の開通に向けてお客様にPRしていく何かを皆で話し合っています。
ここにいらっしゃる皆様の中からもいいアイデアがあったらぜひ教えてください。
この地に嫁いでからの39年の人との出会いが、今の自分をつくっているなという実感もあり、来るもの拒まず、できるかなって思ったことはなるべくお受けして、失敗も凹むこともありましたが、それも経験になっています。
コロナ前に喫茶店にいらしたお客様が、ウイスキーの蒸留所の土地を探しています
と仰って店に来られ、私が中に立ち、地主さんを紹介して、今では丹沢蒸溜所として山北産のウイスキーの販売が始まっていたりすることはとても幸せな出来事で、こうやって人と関わることが私にとって健康法かも、と思います。
未病から健康へ導いてくれるエネルギーが人と人とのつながりだったらいいなって思います。
民宿にお泊りの子どもさんに、「おばあちゃん家に帰ってきたみたいでしょ?」なんてお声がけすると、「おばあちゃん家はマンション」と言われて、時代の変化のギャップを少し感じる今日この頃ですけれど、同じ地区に住んでいる長男の嫁が、お母さんが楽しそうにこの土地で生活しているので、この土地での生活にはあまり不安ではありませんでしたと言われたことが、私にとってのご褒美だと思っています。
これからも自分らしく楽しく過ごしていきたいと思います。貴重なお時間ありがとうございました。
(司会)
佐藤様、ありがとうございました。
企画調整部企画調整課(小田原合同庁舎)
電話 0465-32-8903
このページの所管所属は 県西地域県政総合センターです。