県西地域のニホンザルについて

掲載日:2020年12月25日

生息状況

県西地域には、西湘地域個体群の4群(S群、H群、T1群、P1群)と丹沢地域個体群の1群(丹沢湖群)が生息していましたが、令和2年12月にS群を除去しました。

西湘地域個体群は、昭和30年代から40年代に、観光目的等の餌付けにより生息数が増大し、昭和50年代から農業被害や生活・人身被害が生じ、餌付けの中止や被害防除対策の実施により減少してきており、令和元年の生息調査では、S群を含み60頭となっています。

丹沢地域個体群のうち丹沢湖群は、山北町を中心とする西丹沢地域に生息し、令和元年の生息調査では40頭となっています。

県西地域のニホンザル生息頭数

 

県西地域の群れ

  • H群の位置情報は小田原市のホームページでご確認ください。
  • 小田原市:サル情報はこちらをご覧ください。
  • 各群れの頭数は令和元年の生息調査の結果です。

H群(27頭)

この群れは、もともと生息していた広河原(湯河原町)の頭文字から「H群」と呼んでいます。小田原市早川、石橋、米神、根府川、江之浦、真鶴町岩にかけて海岸線に平行した山野を移動し、農地・市街地等に出没しています。

H群のサルの画像1H群のサルの画像2

P1群(1頭)

この群れは、もともと生息していた湯河原パークウエイ(湯河原町)の頭文字から「P群」と呼んでいます。群れの分裂により、「P1群」と「P2群」に分かれましたが、現在「P1群」のみ確認されています。「P1群」は、主に熱海市泉、伊豆山方面などを利用し、湯河原町宮上等での出没も見られます。

P1群のサルの画像1P1群のサルの画像2

 

T1群(30頭)

この群れは、もともと生息していた天照山(湯河原町)の頭文字から「T群」と呼んでいます。群れの分裂により、「T1群」と「T2群」に分かれましたが、現在「T1群」のみ確認されています。「T1群」は湯河原町宮下、宮上、城堀、鍛冶屋、吉浜などの農地や市街地等から真鶴町真鶴を利用し、熱海市泉方面の出没も多くなっています。

T1群のサルの画像1T1群のサルの画像2

丹沢湖群(40頭)

この群れは、山北町中川、玄倉、向原、平山、鮎沢PAを結んだ範囲を利用し、南東側に行動域が拡大しています。

サルによる被害を防止するために

  • サルに近寄ったり、サルと目を合わせないでください。
  • サルに餌を与えたり、餌になるものを戸外に置かないでください。捨てられた農作物はサルだけでなく様々な鳥獣を呼び寄せますので、適切に処分しましょう。

サルが捨てられたミカンを食べている画像サルに食べられたスイカの画像

  • 人家への侵入を防ぐために、窓や引戸に鍵を掛け、戸締りを徹底してください。窓のカーテンを閉め、中が見えないようにするとより効果的です。

サルが住居に侵入しようとしている画像サルの簡易防止柵の画像