ホーム > 神奈川県記者発表資料 > コイヘルペスウイルス病の発生とコイの持ち出し禁止水域の指定について
初期公開日:2023年7月27日更新日:2023年7月27日
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横浜市内の富岡総合公園の池において、令和5年7月13日からコイが死亡する事例が見られ、検査をした結果、コイヘルペスウイルス病であることが判明しました。同公園の池では初めての発病事例となります。そのため、県は同公園の池及び南台川の区域をコイの持ち出し禁止水域に指定しました。なお、この病気は人には感染せず、コイだけに感染するものです
横浜市内の富岡総合公園(横浜市金沢区富岡東二丁目9)の池において、令和5年7月13日からコイが16尾死亡していることを横浜市が確認しました。
7月26日に採取した1尾について、県水産技術センター内水面試験場で、コイヘルペスウイルス病のPCR法(注)による検査を実施したところ、陽性でした。
なお、同公園における同病の発生は初めてです。
(注)PCR法:病原体の特異遺伝子を検出する方法です。
検体採取日 | 検体採取場所 | 区分 | 結果判定日 | 検体数 | 陽性数 | 陰性数 |
令和5年7月26日 | 富岡総合公園(横浜市)の池 | コイ | 令和5年7月27日 | 1 | 1 | - |
県は、令和5年7月27日付けで、富岡総合公園の池及び南台川の区域を神奈川県内水面漁場管理委員会指示に基づくコイの持ち出し禁止水域に指定しました。
横浜市に対して、神奈川県内水面漁場管理委員会指示の周知について協力を依頼します。
県と横浜市は、富岡総合公園の池及び南台川の区域について、引き続き監視等を行います。
コイヘルペスウイルス病は、コイ(マゴイ、ニシキゴイ)特有の疾病で、他の魚や人に感染することはありません。また、コイに触ったり、感染したコイを食べても人体には影響はありません。
(別添資料1)県内のコイの持ち出しの禁止水域(地図)
(PDF:385KB)
(別添資料2)神奈川県内水面漁場管理委員会指示に基づくコイの持ち出し禁止水域(PDF:99KB)
問合せ先
環境農政局農水産部水産課
課長 山本
電話 045-210-4530
水産企画グループ 仲手川
電話 045-210-4542
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