更新日:2019年7月1日
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今はたくさんの魚がいる海でも、誰もが勝手に獲ってしまえばすぐに魚はいなくなってしまいます。磯遊びや船釣りの規則やルールは、豊かな海を次の世代に残すために決められたものです。
神奈川県では、その規則やルールがきちんと守られることを目指して取締活動を行っています。ここではその活動の一部をご紹介します。
磯や潮干狩り場、立ち入りが可能な堤防など、人が多く集まる場所でパンフレットを配ったり、違反行為がないかを見回ったりしています。取締は海上保安部や県警と連携して行っており、悪質なルール違反を行う者に対しては送致などの対応を行うことがあります。
写真は堤防でのパンフレット配布の様子(写真左)と、海上からの密漁者の見回りに使用するゴムボート「たちばな艇」(写真右)です。
海岸へとつながる道や駐車場の入口など、海岸を訪れた県民の方の目に触れやすい場所に、ルールをお知らせする看板を設置しています。
写真は平成30年に横須賀市長井に設置したものです。
県は、昭和33年に初代漁業取締船「たちばな」を建造して以来、代を重ねながら沿岸の違法操業や密漁の取締りを行い、漁業の秩序を守っています。
4代目(先代)「たちばな」が平成4年以来26年にわたり取締活動を行っておりましたが、船の老朽化や違法操業を行う船舶の高速化等に対応するため、平成30年3月に5代目「たちばな」を建造しました。
主要目 |
内容 |
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寸法 |
長さ22.51m×幅4.60m×深さ2.40m |
総トン数 |
33トン |
船質・船型 |
耐食アルミニウム合金製 ステップ船首付ディープVオメガ型 |
最高速力 | 35.79ノット |
主機関 |
水冷4サイクルV型単動直接噴射式ディーゼル機関 MTU10V2000M94 1085kW×2373min-1 2基 |
補機関 |
4サイクル単動立型 24kW×25kVA×225V1基 |
進水年月日 | 平成30年3月1日 |
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