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更新日:2023年5月31日

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労働相談件数は1万1千件超、2年ぶりの減少
—令和4年度の神奈川県の労働相談の概況—

2023年05月31日
記者発表資料

県では、職場で起こる様々なトラブル等について、働く人たちや使用者からの労働相談に応じています。このたび、令和4年度の概況を取りまとめましたので、お知らせします。

  • 相談件数は11,727件で、前年度(12,792件)と比べて8.3%減少した。
  • 相談項目の上位3項目は「解雇・雇止め・退職」(労働契約の終了)、「職場の人間関係」、「労働時間」。
  • 相談件数11,727件のうち、新型コロナウイルス感染症関連の件数は870件で、前年度(1,277件)と比べて、31.9%減少した。

1 相談件数の状況

相談件数は11,727件で、前年度と比べて1,065件、8.3%減少した。(別紙P1図1)
労使別では、労働者からの相談は9,610件(前年度比8.9%減)、使用者からの相談は681件(同15.0%減)で、労働者からの相談が81.9%を占めた。
男女別では、女性からの相談は6,820件(前年度比6.7%減)、構成比58.2%、男性からの相談は4,907件(同10.4%減)、構成比41.8%で、平成24年度以降11年連続で、女性からの相談が男性を上回った。(別紙P1図2)
正規・非正規雇用労働者別では、正規雇用労働者からの相談は5,721件(前年度比3.1%減)、非正規雇用労働者からの相談は3,889件(同16.3%減)となった。(別紙P2図3)

2 相談内容の状況

相談件数を内容別に分類・整理すると総数は18,692件(注釈)で、前年度と比べて2,004件、9.7%減少した。上位3項目は「解雇・雇止め・退職」(労働契約の終了)(2,694件)、「職場の人間関係」(2,377件)、「労働時間」(2,064件)で、全体の38.2%を占めた。(別紙P3表1)
(注釈)1件の相談で、複数項目にわたる相談があるため1の相談件数を上回る。
新型コロナウイルス感染症関連の相談件数は870件で、労働者の相談項目の上位3項目は、「保険」(175件)、「休業」(146件)、「安全衛生」(41件)となり、全体の41.6%を占めた。(別紙P7参考)

3 あっせん指導の状況

労働相談のうち、当事者間で自主的解決が困難な事例に対し、当事者からの要請を受けて「あっせん指導」を行った事案は45件で、主な内容は、「解雇・退職」に関するものが17件(構成比37.8%)、次いで「賃金」に関するものが6件(同13.3%)であった。(別紙P4)

問合せ先

神奈川県かながわ労働センター
所長 西海
電話 045-633-5407
労働相談課長 安藤
電話 同上

神奈川県産業労働局労働部雇用労政課
課長 岡田
電話 045-210-5730

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