サーフ調査

掲載日:2018年1月5日

当試験場では、年に2回、通称サーフ調査と呼ばれる調査を実施しています。

サーフ調査とは、砕波帯の生物、海水中のプランクトンや、底生生物の採集及び分析のことをいいます。
具体的には、波打ち際(サーフ)でサーフネット(小型の引き網)を人が引き、海中の生物やプランクトンを採集します。
また、波打ち際の泥を採取し、底生生物を採集します。
砕波帯等の浅海は、アユ等の稚魚が育つ重要な場所となっています。
私たちは、その場所が正常に機能しているかを確認するために、この調査を行っています。

写真 サーフ調査で用いる網

調査に用いる網です。画像では分かりにくいかもしれませんが、向かって左が網の取り入れ口です。

写真 4人で網を引く様子

上図の様に、4人で網を引いていきます。(向かって、右から左へ移動)

写真 引き網中に大波

引き網中に、大きな波が来ると、えらい目に・・・。

写真 サーフネットの採集物をバケツに 写真 採集物をプランクトンネットで濾す

サーフネットの採集物をプランクトンデットで濾して、砕波帯生物を集めます。

写真 水深の浅い場所での泥の採集

最後は、水深の浅い場所で、泥を採集します。(研究員:右が、泥を採集しています。)

これらの集められたサンプルを分析し、砂浜域の生物相の評価を行っています。

日々、皆様が目にする海岸線にも多くの生物が住み着いています。我々試験場員は、これらの生物を育む、豊かな海を次世代へ引き継ぐため、出来る限りの調査研究を重ねています。

今後とも、県民の皆様のご理解と応援をよろしくお願いします。