更新日:2025年5月13日
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災害に共通する備えとは
阪神・淡路大震災のとき、人々がどういう行動をとったのかについてのアンケート(「阪神・淡路大震災における消防活動の記録」神戸市消防局編)によると、「何もできなかった」と回答した人が39.5パーセントにのぼっています。いざというときにあわてないように、あらかじめ、身近な方と相談しておくことが必要です。
ふだんから次のようなことを、ご家族や親戚、身近な友人、会社の同僚等と、話し合っておきましょう。
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阪神・淡路大震災では、築30年以上の老朽化した家屋、重い屋根の家屋、筋かいの少ない家屋、窓などの開口部が多く、壁の量の少ない木造家屋の倒壊が多かったと専門家は指摘しています。実際に亡くなった方の8割以上が建物等の倒壊による圧死や窒息死といわれています。
地震から身を守るには、自分の家が安全かどうかを知ることが大切です。阪神・淡路大震災以降、耐震診断や改修を費用面でサポートする自治体も増えています。建ててから歳月が経過した家屋の場合は、積極的に耐震診断を受けて、危険箇所があれば早めに改修しておきましょう。お住まいの市町村建築主務課、県建築指導課及び各土木事務所建築部に相談して、自分の家が安全かどうかを確かめてみましょう。インターネットで簡易な耐震診断法も紹介されています。
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このページの所管所属はくらし安全防災局 防災部危機管理防災課です。