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更新日:2024年7月3日

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急速ろ過方式の浄水処理工程

急速ろ過方式

 凝集[ぎょうしゅう]用薬品(谷ケ原浄水場ではポリ塩化アルミニウム(PAC))の力で水中の濁質を凝集させ、フロック(水の濁りの固まり)として沈でん池内で沈でんさせ、沈でんしなかった細かいフロックを砂ろ過で除去する方法であります。緩速ろ過方式に比べて、高濁度の原水でも十分処理でき、さらに用地面積が小さく済むという大きな利点があります。ただ、緩速ろ過方式に比べて、ろ過水質は若干劣るといわれています。

 水がきれいになるまでの時間(浄水処理時間) 約5時間

浄水処理工程

(急速)着水井着水井[ちゃくすいせい]
 河川からの原水が最初に浄水場に入ってくるところです。ここで、凝集剤(PAC)や塩素剤(次亜塩素酸ナトリウム)を加え、混合かくはんします。
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(急速)フロック形成池フロック形成池(抜水時の写真)
 凝集剤を加えられた原水の中の小さな濁りを衝突、成長させるため、フロキュレーターという大きな水車を回しているところで、フロックがだんだん大きくなっていくのがわかります。この後、沈でん池に送られます。
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(急速)横流沈でん池横流沈でん池(沈でん時間:約3.4時間)
 フロックが成長した水を横にゆっくり流すことにより、底に沈め、きれいなうわ水を急速ろ過池へ送ります。底に沈んだフロックは1週間に1度の割合でクラリファイヤーという底にたまった泥をかき寄せる機械で集めら、水と一緒に排水処理施設に送られます。
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(急速)傾斜板沈でん池傾斜板沈でん池(沈でん時間:約1.2時間)
 沈でん池の中に傾斜板という板をたくさん設置し、水の中のフロックを効率よく除去できる沈でん池です。底に沈んだフロックは、水没式のクラリファイヤーにより集められ、2日に1度の割合で、水と一緒に排水処理施設に送られます。
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(急速)高速沈でん池高速沈でん池(沈でん時間:約1.5時間)
 凝集剤の入った原水を上に向かって流す時に、水を上下させフロックの層を作り、その層の中にフロックをとどめ、きれいなうわ水だけを急速ろ過池へ送ります。
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(急速)急速ろ過池急速ろ過池(ろ過速度:140m/日)
 沈でん池で濁りを除去した後、沈でん池からの水をさらにきれいにするため、急速ろ過池の砂層を通します。砂層に濁りがたまると、濁りが砂層を通過することも考えられるので、概ね3日に1度定期的に逆に下から上に水を流すことにより砂層を洗います。これを逆流洗浄(逆洗)といいます。
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(急速)滅菌位、浄水池滅菌井[めっきんせい]
 ろ過された水に塩素剤(次亜塩素酸ナトリウム)を加え混合かくはんし、完全な水道水にするところです。
浄水池
 できあがった水道水をいったん貯めておくところです。

 地下にあります。
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(急速)排水処理施設排水処理施設(脱水ケーキ量:約10t/日)
 いろいろな浄水施設にたまった泥などを処理する施設です。具体的には、沈でん池の底にたまった泥やろ過池を逆流洗浄した濁り水などを処理し、泥を板状の脱水ケーキにし、きれいなうわ水だけを着水井に戻し再利用しています。

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