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更新日:2023年10月23日

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緩速ろ過方式の浄水処理工程

 

緩速ろ過方式

 緩速[かんそく]ろ過方式は、生物化学的作用、特にろ過砂表面に生ずる微生物で形成するろ過膜といわれる粘質状物質の働きによって水を浄化する方式で、濁度、臭味、細菌類等の除去に優れた機能を発揮しますが、広大な用地を必要とするため、最近ではほとんど造られていません。高濁度時には凝集[ぎょうしゅう]用薬品(谷ケ原浄水場ではポリ塩化アルミニウム(PAC))を使用します。

 水がきれいになるまでの時間(浄水処理時間) 約12時間

浄水処理工程

(写真)着水井着水井[ちゃくすいせい]
 河川からの原水が最初に浄水場に入ってくるところです。
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(写真)普通沈でん池普通沈でん池(沈でん時間:約5時間)
 水をゆっくり流すことで水の中の濁りを沈める池で、澄んだうわ水は次の緩速ろ過池に送られます。
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(写真)緩速ろ過池緩速ろ過池(ろ過速度:4m/日)
 ろ過砂の間をゆっくりとした速さで水が通るときに砂の表面についた微生物により水をきれいにするところです。砂の表面についた微生物や汚れは、月に1回程度砂とともに約1.5cm削り取られ洗われます。
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(写真)滅菌井滅菌井[めっきんせい]
 ろ過された水に塩素剤(次亜塩素酸ナトリウム)を加え混合かくはんし、完全な水道水にするところです。
浄水池
 できあがった水道水をいったん貯めておくところです。

 地下にあります。
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(写真)洗砂場洗砂場
 緩速ろ過池で削り取られた汚れた砂を洗って保管しているところです。砂を洗う洗砂機と砂置き場があります。

 

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