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更新日:2024年3月29日

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令和4年10月13日 オンライン版 黒岩知事と県民との対話の広場 開催結果(後半)

令和4年10月13日に開催した「オンライン版 黒岩知事と県民との対話の広場」の結果概要を掲載しています。

実施結果

(前半へ)

田島氏

田島と申します、よろしくお願いいたします。
我々全国に展開しておるんですが、個人的には私神奈川生まれ神奈川育ちで、両親も神奈川におりますので、今日は神奈川県民の一人として楽しく参加させていただきます。ありがとうございます。

パワーポイントお願いします。
現在私達は、全国に2000店舗弱を展開させていただいております。フィットネスクラブとしての特徴は、会員の97%は40代以上女性ということと、あとは80%は運動していなかった方ということで、まさに今日のテーマは私どもがメインテーマとして取り組んできたことでございます。
そういう皆様に運動をお届けする上で大切にしていますのが、この「忙しい面倒くさい」を解決するという。先ほどの神奈川県の県職員の皆様のアンケートを拝見して、運動しない理由が忙しいから面倒くさいから、もうこれは県職員の方だけではなくて全国の皆さんが感じてらっしゃることだと思うんですね。

これを無視はできないというか、これを重視して、だからこそ課題を解決させていただくというのが重要なことかなとこだわっております。
そのためには、1番目、やはり短時間で成果を出すということにこだわっておりまして、どんなに忙しくても、例えば膝の痛みが取れるですとか、血圧をコントロールできる、血糖値をコントロールできる、そうなりますと、やっぱり運動の時間は取ろうってなるんですよね。もちろんそこには自分のペースでとかコーチがいて安全にできるとかそういったことも必要なんですが、やっぱり「成果」かなと思っております。
そういった中で、現在77万人の皆様に全国では通っていただいておりまして、今業界では第1位ということでたくさんの方に通っていただいているんですけども、ただ私どもの目指すところは、病気と介護の不安と孤独のない社会を作るということ、これが我々の使命だと思っておりますので、まだまだ全国には40歳以上の女性が4000万人以上いらっしゃるので、まだまだだなと思っております。

だからこそ、知事がおっしゃる未病を直すということに本当に共感させていただいて、まさにこれだということで2015年からご一緒に未病センターに取り組ませていただいて、本当に光栄だなと思っております。

そういった中で、今日のメインテーマに関して、我々が17年間の歴史の中で向き合ってきた中で今重要だと感じている点なんですが、まず1つ目、やっぱり運動を実施者、今すでに運動してる人からいかに広げるかっていうところが大事かなと。
結局人が人の人生を変えていくといいますか、身近な人の言葉でみんな運動に参加するというのがほとんど、実際我々のお客様に調べても、体験のきっかけはやっぱり友人の成果を聞いてなんですね。
血圧が下がった、血糖値がコントロールできている、痛みが良くなっている、物覚えが良くなったり、そして体重が落ちた、そういったことを聞いて、半数が紹介でいらっしゃるんですけど、紹介でいらっしゃらない方も、9割が今はもう成果の声を聞いて、じゃあ体験してみようかな、すぐやるじゃないんですね、まず体験してみようかな、それでいいと思うんですね、まずは1回っていうことをしてくださっているっていうのが。だからいかに運動をすでにやってらっしゃる方からムーブメントを起こすかということだなと捉えております。

ただ、いくら広めようと思ってもなかなか皆さん自分の成果を周りの方に自慢していただくのは難しいので、大事なのはこちらかなと思っているんですけども、やはり正しい情報をいかに啓発していくか。
その中で我々がフォーカスしているのは筋肉というもので、筋肉は我々の人体で今どんどん注目されていますけれども、17年前我々がスタートした時には全く注目がされていなくて、これが40歳を超えて一気に落ちていくと。20代から落ちてきますけど40歳を機にまた一気に落ちて、特にホルモンの関係とかで女性はやっぱり落ちていく、これが結局病気につながっていくっていう悲しい現実ですね。

一番最大のものがメタボリックシンドロームで、筋肉が落ちれば代謝が悪くなって、そして内臓脂肪がつきやすくなって、それが血圧とか血糖値に悪さをして、それをコントロールできなくなると脳疾患、心疾患、本当に日本人の死因の大部分を占める部分につながっていくのは、やっぱり筋肉からスタートしているっていうことです。
あとはロコモティブシンドローム、結局人生100歳時代と言われますけども、我々の人体はそこについていけてないと言いますか、やはり100年の人生を生きるためには、メンテナンス、骨や関節、筋肉のメンテナンスをしていかなければ当然障害が起きるっていう、この事実を知らない方がとても多くて、病気になるとお医者様に行って知っていただくんですけど、なかなかまさに未病の段階では気づけない。
でもこの3番目にあるように、筋肉をいくつになっても増やせるという、希望があるわけですよね。こういったことをいかに啓発するか、ここがわかると、皆様運動を続けようという気持ち、動機が強まりますし、また周りの人も心配なんですね、周りの方も筋肉大丈夫ってこう言ってくださる。これがムーブメントを起こす土台になるのかなと思っています。

改めて、本当に我々だけではこれはなし得ないなと思っておりまして、いかに運動習慣者から広げていくかということ、そして何よりも正しい情報を啓発っていうのは、これも県の皆様ですとかメディアの皆様ですとか、そういった方の方がずっと多分強みを持ってらっしゃると思うので、ぜひそちらの力もお借りしながらご一緒にそこに向けてやっていきたいと考えております。

司会

田島さんありがとうございました。筋肉は何歳からでも増やせるということ、今、刺さりました。そして成果が現れるということで、頑張ります。素晴らしいお話ありがとうございました。
それでは田島様のお話について、知事と意見交換に移ります。知事お願いいたします。

知事

今回のテーマぴったりですよね。7年前になるんですね、未病センター第1号。未病センターは今県内あちこちにあるんですね、そこが未病の一つの入り口になって、ちょっとチェックしてみたりっていう。
第1号をあの時見て「なるほどな」と思ったのは、女性達が参加しやすいっていうか、あれも確かショッピングセンターの中にありましたよね。

田島氏

ショッピングセンターの中に未病センターというのをオープンさせていただいて、そこで健康チェックができる。買い物ついでにチェックができる。

知事

フラッと来て、すごく安かったじゃないですか。ほぼもう100円とかですよね。
100円とかで自分の未病チェックができてっていうので、それがきっかけでちょっとやってみようかなっていう。だからハードルをすごく下げてらっしゃいますよね。

田島氏

本当に健康診断みたいな形で自分の体を知ることで、自分の体を変えていこうっていう動機付けがまずスタートラインかなと思っていまして。知事もチェックをいただいて。

知事

私も。年齢が出てくるんですよ、年齢が60代の当時真ん中ぐらいだったけども、やったら40代だったんですよね。

田島氏

記録に残っております。

知事

これ、成果を見せるっていう、非常になんかこう説得力がある、しかも参加するきっかけが友達から成果あったよっていう声を聞くということ。この成果って例えば筋肉って話はされましたけど、データで見せる成果もあるんですか。

田島氏

そうですね、もちろんデータとしても体重の変化や体脂肪の変化、そういったことはありますし、色んなところとの研究でエビデンスを重視していまして、痛みが改善ですとか、認知能力の改善ですとか。
あとは今共同でお医者様と乳がんの予防の治療や、心疾患で不随箇所を持ってらっしゃる方の治療をさせていただいて、データもお伝えするんですが、やっぱり女性はお友達の言葉が一番伝わるということで、会員の皆様からここが良くなったよとか、そういったことを言っていただくというのが一番だなと。

だから本当に今、通っていただいている80万人弱の皆様はもうメンバーさんの力でというか会員の皆様と、全国にコーチが7000人いるんですがその7000人だけではできない、会員様の力でまさに広がってきた、そういった皆様だなと思っております。

司会

ありがとうございました。
続きまして、現在高校3年生で、部活ではバスケットボール部のキャプテンとして活躍されていた山田様からお話を伺います。それではよろしくお願いいたします。

山田氏

山田です、よろしくお願いします。
私は小学1年生の頃からバスケットボールを始めました。中学高校とバスケ部に所属し、キャプテンを務めました。
チームをまとめることができず、自分に何ができるのか悩む時もありましたが、先輩後輩関係なく積極的にコミュニケーションをとり、意見を言いやすい環境を作ることを意識しました。
時に精神や体力的にも辛い時がありましたが、仲間がいたからこそ乗り越えることができたと思っています。みんなで一つの目標に向かって頑張っていた日々がすごく楽しかったです。
泣いたり喜んだり、ふざけたりしていた毎日がすごく充実していて、私にとって部活動は青春でした。

そもそも私がスポーツを好きになった理由は、家族や親戚など周りの影響でスポーツを楽しむ機会があったからだと思います。家族でよく公園やキャンプに行ったり、いとこが習っていたスポーツを体育館の端っこや練習前に体験させてもらい、楽しかった思い出があります。
このような影響から、幼い頃から私は体を動かすことの楽しさを自然と知ることができたのだと思います。そして私の兄弟達も幼い頃からスポーツが身近にある環境で育ったため、私と同じくスポーツが大好きだと言っていました。

私はこれから将来もスポーツと関わっていきたいと思っており、体育学部に入学し、より深くスポーツについて学んでいきたいと思います。卒業後はスポーツの楽しさをより色んな人に広めていけるように頑張っていきたいです。

こんな私と対照的に、スポーツにあまり関心のない友達がいます。
その子に理由を聞いてみると、バイトをしてお金を稼ぎ、たくさん遊びたいと言っていました。その友達が高校野球で自分達の学校を応援しに行った際に、「みんなで盛り上がれて楽しかったしまた見に行きたいね」と言っていました。

このことから私は友達と一緒に観戦したり体験したりできるきっかけがあればスポーツに関心を持つ人が増えるのではないかと考えました。友達が一緒にいると楽しさも2倍になるし、やる気も2倍になると感じるので、友達と一緒に参加したらお得になるなどのイベントがあれば、よりスポーツに参加、イベントに参加しやすくなって、スポーツに興味が出てくるのではないかと考えました。ありがとうございました。

司会

山田様ありがとうございました。
ご家族の影響でスポーツを始められたこと、そしてそのスポーツを自分で留めないでお友達を誘って観戦に行ったり、スポーツをするきっかけや関心を持つきっかけを作っている事は本当に素晴らしいことだなと思いました。
それでは山田様のお話について、知事と意見交換に移ります。知事お願いいたします。

知事

本当に、こういう場で高校生がいて一緒にしゃべってくれるって事は、僕この対話の広場の一番好きなところなんですよね。世代を超えてこう語り合える、普通ね高校生と、私も60代ですけどなかなか語れないじゃないですか、皆さんね。
それができることはこの一番の魅力でもだと思うんだけども、本当に素直な、部活をやってきた楽しさを言ってくれた。

今日の課題は、あなたのことじゃなくて、お友達の方。スポーツに関心のない。
聞いてくれた、インタビューしてくれたじゃないですか。それによってその子と一緒にスポーツ観戦行った、その子が喜んでくれたというんだけど、今日の課題はその子もスポーツをすることにならないのかっていうことなんですよね。これはどう思いますか。

山田氏

その子がスポーツを一緒にするためには…やっぱり、バイトが忙しくてスポーツに遊びに行けない、お金が欲しいからバイトしたくて、遊びに行けないって、部活動とかも入らないでいるから…。
みんなで遊ぶ機会があるんです、行事の終わった後とか。その時に遊びに行けたら、みんなで遊んでスポーツの楽しさを知ってもらって、もっと興味を持ったらいいなって思ったりしています。

知事

そうだね、友達からバイトが忙しいんだって言われちゃったら、バイトやめてスポーツやろうよってなかなか言えないでしょうね。その辺がなかなか、難しいですよね。ありがとうございました。
将来もみんなにスポーツ広げていくために、やろうという具合ですから、大いに期待しています。ありがとうございました。

司会

ありがとうございました。それではここからは、Zoomでご参加いただいている皆様からご意見をいただきます。
Zoomでのご参加の皆様、お待たせいたしました。ここからは皆様との意見交換に移ります。
ご意見やご質問がある方は、Zoomの「手を挙げる」の機能を使って挙手をお願いします。挙手をしていただいた方の中から事務局が1名指名し、パネリストに設定を変更いたします。パネリストの設定変更には少しお時間をいただきます。
パネリストとなった方は変更後画面にお顔が映し出されますので、ご発言をお願いします。最初にお住まいの市町村名とお名前をお願いいたします。お名前は匿名でも構いません。
本日は多くの方にご発言をいただきたく、恐縮ですがご発言はお一人1分でお願いいたします。
YouTubeでご視聴の方は、YouTubeの概要欄にあるTwitterからご意見をください。後ほどいただいたご意見をできる限りご紹介いたします。
それでは意見交換を始めます。
女性、男性またスポーツ、運動をする方、やっていない方、色々な方から、多くの率直なご意見をお願いいたします。この後の進行は知事にお願いいたします。

知事

はい、ありがとうございます。
これ事務局が選んでいますけどね、選んでも繋がるまでに若干時間がかかるんですね。
挙手はまだないっていう。皆さん、参加してくださいね。どんどん言ってください、どなたでも結構ですからね。

司会

今日こちらにお見えの方の色々な、大切な貴重なお話で、質問があってもいいですよね。もうちょっと聞いてみたいなっていう内容などもありましたら、ぜひどんどん挙手をお願いいたします。

知事

Zoom接続中、どなたかつながりましたね。よろしくお願いします、お話ください。

参加者1

横須賀で、シニアの皆さんとフレイル予防にアンチエイジング体操をしています。知事の長年にわたる対話の実践に深く感謝申し上げます。
ねんりんピック、10月号の記事を拝読いたしました。私も心と身体の元気それから実感があれば、未病改善は叶うと思います。

今ですね、青少年の家で行うアンチエイジング体操に来られている方は全員が女性で、最高齢は96歳なんです。私はその逆の69歳なんですけども。
時代の流れで、来年度には青少年の家の7施設が廃止されるんですね。じゃあ私達どこへ行ったらいいのっていうところでは、近くのコミセンは抽選の倍率が高くて定期確保ができないし、困ったなーっていうところなんです。でもシニアが今元気をなくしたら大変なことになります。継続の場の確保について、知事のお知恵をお聞かせくださると大変助かります。よろしくお願いいたします。

知事

はい、ありがとうございます。
これは大変な質問を投げかけられましたね。幹部も揃っていますから、今の答え、誰か答えてください。場がない、場がないとできないじゃないですか。どうすればいいんですか。

スポーツ局長

スポーツ局長です。スポーツの施設で申し上げますと、ヒントになるのかなというところなんですけど、やっぱり土日はすごく倍率が高いんですね。皆さん使いたいとおっしゃる方多くて。
ただ、神奈川県のスポーツ施設でいうと、割と平日は空いているんです。どうしてもやっぱり皆さん土日とおっしゃる方多いんですけど、平日ですと本当に抽選もなく使える可能性が高いということで、そういうところをご利用いただけたらなと思っております。

知事

空いている施設、ここだったらうまく使えるよというアイデアないですかね。
なかなかないですか。県立の施設でここだったら何とかうまく使えますよということ。

参加者1

そこが困ったところなんです。

知事

困ったところなんですね。ちょっとこれしっかりと検討していきます。具体におっしゃっていただければね、ここのこれがなくなったからどうだったかっていう、具体の声を受けてね。
市町村と一緒になって、そういう場を考えていきたいと思います。ありがとうございます。

参加者1

ありがとうございました。

知事

他の方いらっしゃいますか。どんどん手を挙げてください。どんな方がつながるかわからないんですね。いつでも答えられるように幹部が揃っています。はいどうぞ、こんばんは。

参加者2

こんばんは。横浜市に住んでいます。よろしくお願いします。
私は幼稚園教諭を目指している大学4年生です。また私自身も幼い頃から剣道をしていて、現在も大学で体育会剣道部に所属して活動しています。
来年から実際に現場に出て子ども達と関わることになるんですけれども、私も実際感じているスポーツの楽しさなどを子ども達にわかりやすく楽しく伝えるためには、どのような活動や言葉がけを意識したらよいのか、知事の意見をぜひお聞きしたいです。お願いします。

知事

ありがとうございます。私に振られましたね。
私自身、走っているんですね。今度10月30日の横浜マラソン、フルマラソンに向けて今練習している最中です。フルマラソンにでるのは今度4回目になるんですけど、走り始めたのは56歳、知事になった年なんですよ。

それまでそんな経験なかったんだけど、恐る恐る走ってみたら結構楽しいんですね。それで61歳の時に初めてフルマラソンに挑戦をして、もう死にそうだったですけど、走りきれた時の達成感みたいなことがあると、今は何て言うかな、習慣ってこういうものだなと思うんだけど、朝、声が聞こえてくるんですね。「走ろう走ろう走ろう」って。それでがばっと起き上がって走っていくっていうか。

だから習慣づけっていうのはすごく大事だなっていうことですよね。しなければいけないとか、した方がいいとかじゃなくて、自然にしたくなるっていう。そういう雰囲気というか習慣づけを最初から意識されるというのは一番いいんじゃないかなって私は思いますけどね。皆さん何かございますか。

岡島氏

そうですね、やはりやりやすいこと、習慣づけというのもあると思うんですけれども、簡単なところから始める。ウォーキングやヨガも簡単だと思うんですね。簡単なところからっていうのが、私はおすすめしたいというところです。
ウォーキングはすごくいいと思います。職員の皆様もウォーキングって言ってらっしゃいましたしね。

知事

ありがとうございました。
これから子ども達に教育をやっていくっていう状況の中で、じゃあどうすれば皆がやってくれるのかなって、もう今から考えてらっしゃる。非常にありがたいと思いますね。
つながったようですね。はいどうぞお話ください。

参加者3

ありがとうございます。よろしくお願いします。
知事とお話できるのも嬉しいんですが、1回だけ田島さんにご挨拶をさせていただきたいです。実はカーブスで以前働いていまして、すごく嬉しいです、会えて。今日はお願いが是非したくて、参加させていただきました。

実は高3の娘がいて、もう引退をしたんですが、体重による階級があるスポーツをやっていました。そのためにやはり日頃の体重コントロールが、中学・高校と身体が成長する時期にずっとやり続けていたっていうことが、母親としてはとっても心配だったんですね。
まだ女性の身体の中が出来上がる過程の若い女の子達が、スポーツをやるために体重を気にして食べなかったり、無理に増やしたりとかそういうのをすごい短いスパンで繰り返して行っているというのは、これから先の大人になっていく身体に負担がすごくかかっているんではないかなっていう思いがありました。

そういったことについて詳しくサポートをしてくれる指導者がなかなかいないので、技術面だけじゃなくて女性特有の身体、例えば生理の時は体重が全然減らなかったり、そういったことが具体的にあるので、そういうサポートをしてもらえる機会があったり、みんなで学び合える方向性とか中学生が学び合える機会があるとより広がるんじゃないかなっていう思いがずっとあったので、今回はお願いで参加させていただきました。以上です。

知事

なるほど、これ非常に重要な視点ですね。女性ならではのそういう問題があって、それをサポートする人が必要だ、そういうこと皆さん感じられますかね。
いいアイデアありますか。野田さんいかがでしょうか。どういう人がうまく支えてくればいいんでしょうかね。

野田氏

そうですね、自分自身も体重制限とか全然気にせずに生活していましたので、ちょっとこの問題については私も。
ただ今、町の方で健康づくりの普及員もやっているんですが、やはり健康面、特に食事、小田原はかなり塩分が多いので、そちらで気をつけようという感じで、少しずつ私も勉強しているところです。

知事

ありがとうございます。これ非常に重要なご指摘だと思いますね。我々もしっかりと受け止めて検討していきたいと思います。ありがとうございました。

Twitterでも意見どんどんいただいていますね。
「カーブス、70代の母が通っています。30分でOKというのが続ける要因だと言っていました。体力のない高齢女子が無理せず運動が続けられる工夫してもらって助かりますね」というのが来ていますね。はい、つながったようですね。どうぞ。

参加者4

横浜市に住んでおります、よろしくお願いします。
私はパーソナルトレーナーとして活動したり、フィットネスジムの運営などもしているんですけども、今日たくさんお話伺えてとても嬉しく思っております。
一つ私の意見として発言させていただきたく思うんですけども、色々なお客さんを見ている中でも、健康が重要なことは、皆さんもちろん知っているんですよね。
けどやっぱり緊急じゃないところが問題なのかな。問題というか、重要なんだけど緊急じゃないからこそ後回しにされてしまうところがあると思うんですね。それって人間の生理としてしょうがないことだと思っていて。

なので、半強制的にそこを、会社の健康経営の取組で行うとか、体育の授業でも、さっきピラティスを体育の授業に入れるのはどうかとの意見もありましたけど、そういうふうに取り組むのがいいのかなととても思っています。

あともう1つ。健康志向を押し付けるというか、私達フィットネス業界が正論を述べたところで、人ってあまり動かないと思うんです。1つブームを作るのがいいのかなと思っていて、健康思考な人がかっこいいとか、イケてるとか、そういうのをエンタメとか芸能の方で推していったり。あとは神奈川県で1つ健康ブームを作って、なんかイケてるね、「健康志向の人が集まるイケてる街」みたいな感じにしていくとより広まりやすいのかなと思って、そっちの方が人って動くじゃないですか。
なので、健康ブームを作るのはいかがでしょうか。ご意見いただけたら嬉しく思います。

知事

イケてる街ってのはイケてますね。なんか面白そうですよね、そっちのほうが。田島さんどのように感じられましたか。

田島氏

ありがとうございます。イケてる最高です。
本当にこの仕事をさせていただいて、多分同じ気持ちだと思うんですけど、成長期の子供は義務教育で体育があるからまだ体の維持ができるのと同じように、やっぱり体が衰えていくときに、本来は義務的にぐらい運動をしてもらうということができたら最高なんだと思うんですけど、なかなか難しい中で、先ほど私がお話しました危機感の部分と、先ほどイケてるっておっしゃった、ワクワク感の両面を打ち出せたらすごく変わっていくんじゃないか。

でも神奈川県はやっぱり未病の考え方を一番に打ち出してくださっているので、それを広げていく、そのイメージをイケてるみたいな形にしていくのも、もうベースがあるので、すごく人の意識を変え、行動を変え、人生を変えていく、そういったところにつながるんじゃないかなと考えております。

知事

今、半強制的にもやれないかなと話ありましたけど、なかなか難しいと思うんですね。で、県がやっている未病コンセプトで言うと、未病産業研究会というのがあるんですね。未病コンセプトに共感してくださった企業がそこに参加してくれて、これが今1,000社くらいあるんです。それで、みんな未病というコンセプトで自分達の会社は何ができるかって色々考えて、いろんな商品を作っているんですね。

そんな中で特徴的なのが「保険」。保険業界が、ほとんどの大手保険会社がこの未病産業研究会のメンバーに入っているんですよ。
そうするとね、新たな保険を生み出したんですよ実は。というのは今までの保険って考えてみてください。医療保険、病気になったらお金もらえる保険だったでしょう。今出てきている保険はまさに未病保険のようになっていて、白から赤、グラデーション、健康から病気はグラデーション、連続でつながってますねって。それが、「改善するように頑張ったらインセンティブになる」っていう。保険料が安くなってくるという。

こういう保険、まさに未病保険が出てきているわけです。そうするとお得なわけですよね。つまりあれと同じですね、交通事故を起こしたら保険料が高くなったりするじゃないですか。でも医療保険にはそういう概念はなかったんですけど、この未病の概念で参加してきた保険会社はそういった考え方を申し込んできているということ。だから半強制的にやるんじゃなくて、みんなで健康になっていた方がお得だと。こういった保険ができていますね。

参加者4

そういうアプローチはいいですね。

知事

そういうアプローチはいいでしょう。未病コンセプトというのは、そういう展開も実はあるんですね。どうも今日はありがとうございました。どんどんいい意見が出てきましたね。

Twitterでも色々いただいていますね。
「中年女性です。最近は健康系YouTuberがヨガや筋トレをYouTubeで発信していて気軽に見ながら真似しています。コロナで外に出られない間もおかげで太らずに済みました。」
こういうのもあるんですね。
あ、お子さんと2人で出てこられましたね。こんばんは。

参加者5

横浜市に住んでいます。私からは質問というよりも育児をしている女性としての感想を述べさせていただこうと思います。
お話にも出ていました、女性のスポーツ参加率で…

知事

もう少しマイクに近づいてお願いします。

参加者5

女性のスポーツ参加率の低い原因は、家事や育児が女性に著しく偏っていることが大きな要因なのかなと思っております。私も現在2歳児と0歳児を育てていますが、やっぱり育児をしているとスポーツをする時間的余裕や体力的余裕もなくて、スポーツをするとやはりリフレッシュにもなるのでしたいけれど、なかなか余裕がなくてできないっていう現状があります。

また、今育児休暇中なんですけれど、育休を明けたら働かなければならないので、仕事と育児とを両立させるとなるとますますスポーツする余裕などもなくなるんじゃないのかなと思っております。
本当はスポーツしたいけれど、家事育児等が忙しくてできないという女性にどうアプローチしていくのか、今後考えていただきたいなと思いました。以上です。

知事

非常に、現場からの生の声って感じがすごくして、前にお子さんがこう、まさに育児の現場っていう感じがすごくして。確かにおっしゃっていること、すごく重大なことですね。
橋本さんもこういうことはご自分で乗り越えてこられたんですか。

橋本氏

そうですね、本当に私も同じ環境でした。ワンオペ状態で、全くスポーツクラブにも行けない、子供は預けるところもなかった状況。
私コロナ禍の時に、インスタグラムでヨガの無料配信を始めたんですね。その時は私自身も、もう全部スタジオがクローズになってしまったので、どうせ時間があるならということで最初は10人20人ぐらいだったんですが、どんどん見る方がすごく増えました。

今はもう生業として自分で時間が割ける時に、たった5分なんですけれども、ヨガではない、朝の健康配信を今も続けています。
色々探せばきっとそういうものがお子さんいてもできると思いますので、先ほどのYouTubeでやっていますっていう方もいると思うので、ぜひ自分のタイミングに合ったものを見つけていただいて。お家の中で少しやるだけでもリフレッシュしますので、もしくはお子さんと一緒に。
不思議なんですけれども、小さい子どもって数を数えるととっても楽しいみたいで、邪魔しないんですよ。なんか不思議で。1から10までお母さんが何かをやるときにカウントしていると、子どもも一緒に数を数えたりもしますので、子供と一緒にできるものをぜひ見つけていただいたらいいかなと思います。

知事

ありがとうございます。Twitterでも同じようなお考えの方が来ていますね。
「子供を産む前は仕事が終わって夜もランニングが趣味でしたが、今は仕事、育児、家事で1日が終わります。ワンオペママがスポーツをする時間を作るにはどうすればいいですか」って来ていますね。

非常に重大なテーマですけどお子さん、育児をうまく活用しながら、運動にしちゃうっていうのもあるかもしれないし、筋肉体操になるかもしれないですね。貴重なご意見ありがとうございました。県としても非常に重く受け止めたいと思います。

どんどんこう、実感のこもったものが出てきて嬉しいですね。それでは他の方いらっしゃいますか、つながった方。
またTwitterちょっとご紹介しましょうかね。
「知事のおっしゃるとおり公園はほとんどボール遊び禁止です。小さい頃に遊びの中で運動神経を育てられたら一番自然なのになと思いますね。」
確かにそうですね。最近こういうことでね、やってもいいですよという声も若干出てきているようですけどね。本当に街のあり方そのものと関係しているっていうのはよくわかりますね。つながりましたね、はいどうぞ。

参加者6

こんばんは、お願いします。
私も先ほどの方と一緒で今1歳の子供がいるんですけれど、私は育休明けで、本当に自分も運動が好きなので、運動したい。でも子供と一緒の時間もすごく大事なので、子供と一緒に運動する場所が欲しいなといつも思うんですけど、やっぱりそういうのって平日開催だったりしてなかなか参加ができず、休日でもできる場所があればいいなっていうお願いと、もしそういうところがあるなら是非教えていただきたいなっていう質問です。

知事

なるほどね、うちのスポーツ局長に聞いてみますかね、お願いします。

スポーツ局長

そうですね、働いている方は平日はなかなか、何かイベントがあっても参加しにくいっていうのはあると思いますよね。
ぜひ休日、スポーツイベントをいっぱいやりたいと思っています。今月スポーツ月間ということでいろんなイベントをやっていますので、ぜひ県のホームページで身近なスポーツイベント見つけていただいて、どんどんご参加いただきたいなと思っています。

またねんりんピックのイベントも、どなたでも参加できるスポーツイベントがありますから、ぜひお子さんと一緒にいらしていただけたらなと思いますので、よろしくお願いします。

知事

来月に、ねんりんピックかながわ2022というのが開かれるんですね。
これはシニアの国体のようなものなんですけどね、これが開かれて全国から1万人ぐらい選手が神奈川県に集まりますけど、それに関連して色んなイベントも行われるんですよね。
具体に紹介するイベントありましたよね。

スポーツ局長

はい。大桟橋が横浜にありますけども、スポーツ体験コーナーということで、色んなスポーツをどなたでも楽しめる、体験できるメニューをいっぱいご用意していますので、ぜひいらしていただければと思います。

知事

県も色々それなりにやっていますからね、ぜひホームページ見ていただいて、いいのがあったらぜひ参加してください。ありがとうございます。
目の前にお子さんがいてね、可愛いお子さんがアップでいましたけど。ありがとうございます。
これが、オンライン版の良さですよね。わざわざ県庁まで来ていただいたらなかなかそういうふうにはならない。こういう形だから皆さんも参加できるんですよね。

司会

忙しい時間、子育ての忙しい時間でも参加できる。オンライン版の対話の広場のいいところですね。

知事

またつながりましたね。さあ今度はどんな方でしょうか。本当どんな方が登場するか全くわかんないんです。ドキドキワクワクしながら待っていますけどね。
こんばんは、はいどうぞ。

参加者7

横浜市に住んでいます。
水泳をよくするんですが、聞いた話だと、横浜国際プールのダイビングプールをなくしちゃうというか廃止するっていう計画があるっていうのを聞いていて。
そういう施設、マイナースポーツのための施設がなくなるとマイナースポーツをやっている者は困るので、大変困惑しておりまして、横浜国際プールって駅から近くてすごく便利なんですが、神奈川県と横浜とのつながりで、なくしたらじゃあこっちにいいのを作りましょうとか、そういう計画はないのかなと思いまして、意見を聞きたいなと思いましての参加です。

で、プラス、神奈川県のスポーツセンターってすごくリニューアルされて、すごくいいプールができたんですが、あちらも観客席がないので、結局大きい大会とかができないので、そういうのも困る話だなと思いまして、ぜひ施設関係者の方にちょっと伺いたいなと思いまして、参加しております。

知事

ありがとうございます。スポーツ局長が答えます。

スポーツ局長

まず県立スポーツセンターの方ですけど、おっしゃるとおり観客席があるのはスポーツアリーナの1という施設に限られています。これなぜかっていうと、あそこは住宅地の中にあるのでなかなか大勢のお客さんがいらっしゃるということが難しい場所でもあるんですね。
そういう意味で、本当に大きいスポーツ大会をやるというよりも、あそこで県民の皆さんそれからスポーツ団体の皆さんに練習をしていただくというところに主眼を置いて作らせていただきました。

ただやっぱりなかなか観づらいということになると、スポーツ施設の魅力としてもいかがなものかなというところがありますので、観客の皆さんにできるだけご覧いただけるような工夫は今後ちょっと考えさせていただきたいなと思っています。

それからダイビングプールの問題ですけど、私は初耳でございまして、横浜市でそういう施設がなくなるということはちょっと残念だなと思っています。
確かに県内でダイビングできるプールってないんですね、あまり。あと相模原市ぐらいですので。少なくなってしまうのが残念だなと思いますので、横浜市にもその辺事情を聞いてみたいなと思います。

参加者7

すみません。もう一ついいですか。
運営の仕方も、私千葉県にも行っているんですが、千葉県の新習志野にある水泳場が、水泳するための運営方法がすごく楽で、普通の人もダイビングやアーティスティックスイミングを結構自由にできるんですが、神奈川県のダイビングプールに関してはすごく厳しいので、余計みんなが使いづらいと思っています。これも調査していただきたいというか考えていただきたいなと思っている点です。

知事

わかりました。ありがとうございました。
これさっきは横浜市の施設だね、横浜市にもしっかりと協議しながら話を伝えておきます。ありがとうございました。
もう時間なくなってきたけど、あとお一人、つながりました。どうぞお話しください。

参加者8

聞こえますでしょうか。
横浜市中区で社交ダンスの講師をしています。うちでは大きく3つに年代が分かれていて、高校生から小学生までの子ども世代と、20代から40代のサークルの世代、それと70代後半以降90代ぐらいまでのシニア世代に分かれています。
現在コロナ禍で、シニア世代が外出することができなくて、その休んでいる間に膝が痛くなって、腰が痛くなって、体が動かなくなって、そういう病気をして、特に女性の方がダンスから離れてしまっているんですね。

私達の社交ダンスの業界では、体を音楽に合わせて動かしたり、頭を使って、例えばダンスのステップを覚えていったり、異性と一緒に踊ることで色んな、体を綺麗に保つであるとか身なりをきれいにするであるとか、友人を作っておしゃべりをしたりということが、かなり虐げられていて。

今現在そういう70代後半から90代の方がダンスから離れてしまって、どうしたらそういう高齢者の方がダンスを今後続けていったり、友人と語り合ったりしてリフレッシュをしたり、そういうことができるか、何かそういう方法があるのかなと思って今回参加させていただきました。

知事

ありがとうございます。とても大事なことですよね。
コロナで様々なことが制約を受けた中で、一番大きなのはそれですよね。高齢者の皆さんが外に出なくなったということ。それは社交ダンスの世界もそうだけども、色んなところでそうなっていますよね。

やっぱり我々未病改善のためには社会参加が大事だってずっと言ってきたんですね。だから老人が部屋にこもっちゃいけませんよ、どんどん出てくださいと言っていたんですけども、それがコロナ禍で、密になっちゃいけないとかステイホームとかなってしまって、失われた時間って本当にもったいなかったなと思うんだけども、もうコロナもだんだん出口に近づいてきていますからね。
我々も、高齢者の皆さん外に出て一緒にまた楽しくやりましょうということは、しっかり呼びかけたいと思います。ありがとうございました。

はい、あっという間に時間が過ぎてしまいましたけどね。
本当に皆さんの生の声を直接聴いて、やっぱり、簡単に女性のスポーツが最近少なくなったねって言っても、色んな背景があるし、行政側としてもやることはいっぱいあるんだなということ。
どこでやればいいんですかって場所の問題を聞かれた時にさっと答えられない我々もいたということをしっかり受け止めながら、今日いただいたご意見全部しっかりと重く受け止めながら、できる限り反映するために頑張っていきたいと思います。
今日皆さん、ご清聴、ご参加、そしてここに来て下さったゲストの皆様、本当にありがとうございました。

司会

ゲストの皆様、本日は本当にありがとうございました。
Zoomでご参加いただいた皆様、YouTubeでご視聴いただいた皆様、ありがとうございました。
お時間に限りがありましたので、本日ご発言できなかった方は大変申し訳ございません。
この後、Zoomクライアントアプリでご参加の皆様にはウェビナー退出後にアンケート画面に切り替わりますので、ぜひアンケートにもご協力をお願いいたします。
なお本日の様子は県ホームページに掲載し、YouTube動画も配信いたします。
それではこれをもちまして、オンライン版黒岩知事と県民との対話の広場を終了いたします。
皆様、ご参加ありがとうございました。

 

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