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更新日:2024年8月6日
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下水処理のしくみ
下水道管を流れた下水は処理場に入り、最初に沈砂池と呼ばれる池を通り、下水に含まれている大きなゴミや砂を取り除きます。
沈砂池は地下深くにあるため、下水をポンプで汲み上げ、次の施設に送ります。
沈砂池で大きなゴミや砂を取り除かれた下水は、最初沈殿池に入ります。
この池をゆっくり流れていく間、沈砂池で沈まなかった小さなゴミや砂が底に沈んでいきます。
さらに水をきれいにするために、微生物の集まった泥(活性汚泥)を加えて、底から空気を送ります。
活性汚泥は下水のよごれを食べてしだいに大きなかたまりとなって底に沈みやすくなります。
反応タンクで大きなかたまりとなった活性汚泥を最終沈殿池でゆっくり流して、池の底に沈めると、水は分離されて、きれいになります。
最終沈殿池できれいになった水を消毒します。
消毒された水が、いよいよ河川や海に放流されます。
最初沈殿池や最終沈殿池で底に沈んだよごれや微生物のかたまりを汚泥といいます。
この汚泥が集められ、濃縮して水分を減らします。
濃縮された汚泥に薬品が加えられて、さらに水分がしぼられ(脱水され)、固形物となります。
この脱水された汚泥を脱水汚泥といいます。
脱水汚泥は焼却炉で燃やされ、灰になります。
このページの所管所属は県土整備局 河川下水道部下水道課です。