下水道事業の環境会計

掲載日:2020年10月6日

下水道事業の環境会計について

下水道は、生活環境の改善、雨水の排除(浸水の防除)、さらには、河川、海などの水質を保全し、健全な水環境を守るという役割を担う重要な生活基盤施設です。

その一方で、汚水を処理する過程で電気や化石燃料を使用し、排ガスや汚泥の排出など環境に負荷をかけています。

神奈川県では、県民の飲み水として欠くことのできない相模川、酒匂川の水質保全と流域関連都市の生活環境の改善を図るため、流域下水道管理者である県と公共下水道管理者である流域関連市町の協力体制のもとに流域下水道の建設と維持管理を行っています。

相模川流域下水道事業、酒匂川流域下水道事業の両事業において、環境への負荷を削減する取り組みに要した費用とその効果を、環境会計のガイドラインに沿って算定しました。

環境保全コスト

環境負荷の発生の防止、抑制又は回避、影響の除去、発生した被害の回復又はこれらに資する取り組みのための投資額及び費用額とし、貨幣単位で測定します。

投資額とは、対象期間における環境保全を目的とした支出額で、その効果が数期にわたって持続し、その期間に費用化されていくもの(減価償却資産の当期取得額)とします。

費用額とは、環境保全を目的とした財・サービスの費消によって発生する費用又は損失とします。

令和元年度の流域下水道事業の環境保全コストは2,877百万円でした。

主な取組の内容 費用(百万円) 増減
R1 H30
活性炭等を利用した臭気対策 340 310 30
焼却設備等の排ガス対策 532 455 77
臭気調査 5 4 1
水質調査 21 27 -6
焼却炉の排ガス測定 9 6 3
太陽光発電による省エネルギー対策 19 19 0
省エネ型水処理設備 353 252 101
高効率汚泥脱水機 333 276 57
焼却炉の高温化、環境配慮型焼却炉の導入 1,076 677 399
焼却灰の有効利用 156 165 -9
処理場内の緑化 30 27 3
水質保全に関する広報活動 3 4 -1
合計 2,877 2,222 655
 

環境保全効果

環境負荷の発生の防止、抑制又は回避、影響の除去、発生した被害の回復又はこれらに資する取組による効果とし、物量単位で測定します。

環境保全効果は、CO2削減量について算出しました。

CO2削減量は、23,766トンでした。これを別の指標で換算すると、貨幣価値で約69百万円、樹木の吸収量で杉の木約170万本に相当します。

効果の内容 CO2削減量 増減
(トン)
R1 H30
太陽光発電による省エネルギー対策 232 240 -8
省エネ型水処理設備 1,504 1,488

16

高効率汚泥脱水機 421 427 -6
焼却炉の高温化、環境配慮型焼却炉の導入 21,456 20,562 894
埋立処分量の削減 - - -
下水道施設内の緑地面積 153 153 0
合計 23,766 22,870 896
 

環境会計の集計結果

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本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
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  • かながわスマートエネルギー計画
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