更新日:2024年5月13日

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水道トリビア-trivia-

近代水道,歴史

近代水道の歴史

 

いずみ 笑顔

いずみちゃん

 カッピー、今日もよろしく~。

 前回、江戸時代の水道の話も面白かったけど、そのあとの水道発展の歴史も教えてほしいわ。

笑うヘルメットカッピー

カッピー

 はーい、じゃあ、日本の近代水道のお話をするよ。

 江戸時代の江戸市中では水道があったけど、木などの水道管だったから腐って水が汚れる、漏れるなどの問題もあった。横浜でも1871年に日本初の水道会社ができたけど、やはり木の水道管だったこともあり、1882年には倒産してしまったんだ。

いずみ びっくり

いずみちゃん

へー、昔は木の水道管だったんだね。

ヘルメットカッピー

カッピー

そうなんだよ。そこで、神奈川県が英国人ヘンリー・スペンサー・パーマーに依頼して、1887年に鉄管を使った近代式水道を横浜に作り、1990年には横浜市に移管されて、ここから日本近代水道の歩みが始まったんだ。

いずみ 困ってる

いずみちゃん

なるほど。横浜が日本近代水道発祥の地なのね。

じゃあ、神奈川県営水道はいつから始まったの?

つるはしカッピー

カッピー

 まず、湘南地方では、早くからリゾート地・住宅などとして開けていて、大正~昭和初期までは民間水道会社が水道を供給していたけど、水質の悪さや供給量の少なさで困っていたんだ。

そこで、地元市町村が合同で県営水道を作ってほしいと要望し、神奈川県が相模川下流(今の寒川浄水場)から取水して1936年から湘南地方への水道供給を開始したんだね。これが神奈川県営水道の始まり。

いずみちゃん 考える

いずみちゃん

最初は湘南地方だけだったの?県央地域や相模原はどうだったのかな?

座るカッピー

カッピー

 県央地域などでもやっぱり水に困っていたので、地元市町村からの要望を受けて相模川上流(今の谷が原浄水場)から水を取水して1942年から神奈川県が水道供給を始めたんだ。

作文いずみちゃん

いずみちゃん

 神奈川県営水道にもそういう経緯や古い歴史があったのね。初めて知ったわ。

昔の人たちの知恵と働きに今の私たちに感謝しなきゃいけないわね、

カッピー今回もとっても勉強になる話をありがとう!

次回は水道料金のお話です!お楽しみに!

 

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