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初期公開日:2025年12月16日更新日:2025年12月18日

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麻しん患者に接触した際にワクチンの緊急接種を無料で受けられます!(県民向け)

感染力が非常に強い麻しんについて、免疫を持たない方や不十分な方が患者に接触した場合の感染拡大を防止することを目的として、接触者となった方が希望する場合、県が指定する10箇所の拠点医療機関において、無料でワクチンの緊急接種を受けられる体制を、令和7年12月22日からスタートします。

「麻しん含有ワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)の緊急接種(任意接種)を希望される方へ」
(緊急接種説明書 兼 保護者同意書)

1 事業概要

麻しん患者に接触した方へのワクチンの緊急接種

麻しんの免疫を持たない方や不十分な方であっても、麻しん患者に接触した後72時間以内にMRワクチンの接種(以下、「緊急接種」)を受けることで、麻しんの発症を予防できる可能性があります。
しかし、現状では、MRワクチンの在庫があり曜日を問わずに接種が可能な医療機関を探し出すことは困難であるとともに、接種を受ける方に自己負担が生じることが、限られた時間の中で緊急接種を行う上での課題となっていました。
そこで、麻しんの発症予防及びまん延防止の観点から、麻しん患者との接触者であって、保健所の調査によって対象者として特定された県民の方のうち、接種を希望する方が、県が指定する拠点医療機関において、無料でMRワクチンの緊急接種を受けられる体制を整備します。

2 令和7年度実施期間及び実施地域

  •  令和7年12月22日から令和8年3月31日まで(令和7年度9月補正予算事業)
  •  神奈川県内全域

3 対象者

神奈川県民のうち、次の要件に全て合致する方

(1)保健所により特定された「接触者」に該当すること

(2)次の要件のア~エに全て合致すること、もしくはオに該当すること

ア 1972年10月1日以降に生まれた人

イ 生後6か月以上の人

ウ 麻しん患者と最初に接触してから72時間以内の人

エ 麻しんに感染したことのない人で、かつ、いずれかに該当する人

I(ローマ数字の1) MRワクチン未接種または接種歴が不明の人

II(ローマ数字の2) MRワクチンの接種歴が1回の人

III(ローマ数字の3) MRワクチンの接種歴が2回だが、2回接種後の抗体検査により抗体価が低い ことが分かった人で、その後未接種であった人

オ アからエには該当しないが、保健所において特に緊急接種が必要と判断される人

(3)妊娠をしている人などの「接種不適当者」に該当しないこと

(4)本事業による予防接種を希望すること

4 実施場所

県内の感染症指定医療機関等で県が指定する拠点医療機関10箇所
(実際に接種を受けていただく医療機関は、接触者となった方に保健所から個別にご案内いたします。)

5 緊急接種の流れ

(1) 麻しん患者と同室にいた方など、接触者となった方には、お住まいの地域の保健所からその旨の連絡を行います。
または、報道発表などを通じて、麻しん患者と同室にいたなど、接触者になったことが分かった場合であって、緊急接種を希望される方はお住まいの地域の保健所(注記)にご連絡ください。
(2) 保健所が、緊急接種の対象者に該当するか確認を行います。
(3) 緊急接種の対象者に該当した場合、保健所から最寄りの拠点医療機関に接触者の情報を送ったうえで、緊急接種を受ける拠点医療機関をご案内します。
(4) 拠点医療機関に行き、予診票の記載や問診等を経て緊急接種を受けます。

(注記)

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