更新日:2024年12月9日
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エコファーマーが導入する技術
土壌診断等の調査を行い、その結果に基づき堆肥などの有機物資材(おおむねC/N比10から150)を施用する技術。
例:牛糞堆肥、生ゴミ堆肥を施用する。
土壌診断等の調査を行い、その結果に基づき緑肥作物を栽培して、農地にすき込む技術。
例:レンゲ、菜の花等を水田で栽培し、作付け前にすき込む。
肥料を、作物の根の周辺に集中的に施用して、肥料の使用量を減らす技術。
肥料を、作物の根の周辺に集中的に施用して、肥料の使用量を減らす技術。
有機質(動植物質のものに限る。)を原料とする肥料を化学肥料の代わりに施用する技術。
例:菜種油カス等を施用する。
種子を温湯に浸けることで、種子に付着した病原菌等を殺傷する技術。
例:イネの種もみを温湯で消毒する。
機械を用いて、雑草を物理的に駆除する技術。
農薬登録されている天敵等を利用し、病害虫を防除する技術。
例:ナミヒメハナカメムシ剤(生物農薬)を使ってミナミキイロアザミウマ(害虫)の発生を抑える。
農薬登録されている天敵等を利用し、病害虫を防除する技術。
例:ナミヒメハナカメムシ剤(生物農薬)を使ってミナミキイロアザミウマ(害虫)の発生を抑える。
土壌中の有害動植物の生育を妨げる物質を分泌する植物を栽培する技術。
例:畑にマリーゴールド(対抗植物)を栽培してセンチュウ(害虫)の発生を抑える。
病気や害虫に抵抗性を持つ品種の農作物を栽培したり、台木として利用する技術。
例:桃太郎T-93(抵抗性品種)を栽培して斑点病を防ぐ。
有機農産物の日本農林規格(平成17年10月27日農林水産省告示1605号)別表2に掲げるうち有効成分が化学合成されていないものに限る農薬を利用する技術。
農林水産省HPより抜粋:有機農産物の日本農林規格(PDF:204KB)
土壌中の酸素濃度を低下させることで、土壌中の病害虫を駆除する技術。
例:米ぬかを土壌に混ぜ込み、湛水状態にし、土壌微生物を増やすことで土壌中の酸素を減少させ、病害虫を駆除する。
土壌に熱を加えてその温度を上昇させることで、土壌中の病害虫を駆除する技術。
例:ビニールハウスを密閉し、太陽熱によって土壌の温度を上昇させ、病害虫を駆除する。
害虫のなかには、特定の色に誘引されたり、忌避する性質があり、そのような色彩(光)を利用して害虫を防除する技術。
例:シルバーフィルム(反射資材)を用いて、アブラムシを寄せ付けない。
被覆資材により作物を病害虫から物理的に隔離する技術。
例:キュウリのハウスに防虫ネットを張って、ネギアザミウマを防ぐ。
害虫のメスが放出するフェロモンを利用し、オスをトラップで捕殺したり、交信を錯乱する技術。
例:ナシにコンフューザーNを施用する。
田畑の表面を紙、フィルム等で被覆し、雑草の発生を抑制する技術。
電話 045-210-4446
このページの所管所属は環境農政局 農水産部農業振興課です。