更新日:2024年10月16日
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マイ・タイムラインの作成が求められるようになった経緯
マイ・タイムラインは、平成27年9月関東・東北豪雨で、鬼怒川の堤防決壊等により、大規模な浸水被害が発生し、4,000名以上の方が救助されるなど、避難の遅れや避難者の孤立が発生しましたことを受け、国、県、沿川市町で構成される「鬼怒川・小貝川下流域大規模氾濫に関する減災対策協議会」の枠組みの中で、住民一人ひとりの単位で、水防災に関する知識と心構えを共有し、事前の計画等の充実を促すためのツールとして、開発されたものです。
本県でも、令和元年東日本台風の際は、相模川上流の城山ダムで緊急放流が実施され、下流域で甚大な被害が及ぶことが想定されるなど、県内の多くの河川で緊迫した状況となり、全県で最大約10万人の方が避難所に避難されました。
その後も、令和2年7月豪雨により西日本を中心に大きな被害を受けるなど、毎年のように、全国各地で豪雨災害が発生しており、本県でも、また、いつ、令和元年東日本台風のような、大きな被害に見舞われるか、分からない状況が続いています。
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堤防決壊した鬼怒川 | 緊急放流した城山ダム |
令和元年東日本台風の際、茨城県内の市町村からは、事前にマイ・タイムラインを作成しておいたことによって、避難者が増えた、早いタイミングで避難する方が増えたといった声がありました。
このページの所管所属は県土整備局 河川下水道部河港課です。