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更新日:2024年8月30日
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平塚市内の老人福祉施設内で提供された給食で食中毒が発生し、平塚保健福祉事務所は令和6年8月16日(金曜日)に、給食施設の営業者に対し、営業禁止処分を行いましたのでお知らせします。
1 概要
8月12日(月曜日)、平塚市消防本部から「老人福祉施設の入居者1名を体調不良により救急搬送した。施設には他に体調不良を呈しているものが複数いる。」旨の連絡が平塚保健福祉事務所にありました。
当保健福祉事務所で調査を行った結果、次の理由から、本日、この老人福祉施設内にある給食施設が提供した食事を原因とする食中毒と決定しました。
2 摂食者数
138名(男性:27名、女性:111名)(調査中)
3 患者数
92名(男性:14名、女性:78名)(調査中)
4 入院者数
1名
5 初発日時
令和6年8月11日(日曜日)11時35分頃(調査中)
6 主な症状
下痢等
7 原因施設
名 称 健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき削除しました。
営業者 健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき削除しました。
業 種 健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき削除しました。
所在地 平塚市(所在地詳細は、健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき削除しました。)
8 原因食品
調査中
8月11日(日曜日)の朝食として提供された主なメニュー
みそ汁(舞茸)、かぼちゃのそぼろ煮、まぐろフレーク、うめぼし
9 病因物質
ウエルシュ菌
10 措置
原因施設に対して、8月16日(金曜日)から営業禁止
(なお、同施設は、8月12日(月曜日)昼食の提供から営業を自粛しています。)
8月22日(木曜日)営業禁止解除
本件については、健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき、修正している箇所がありますので、記者発表時の内容をお知りになりたい方は、問合せ先までご連絡ください。
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件 数 |
患 者 数 |
死 者 数 |
令和6年1月1日から8月16日 10時 |
61件 |
580名 |
0名 |
令和5年同期 |
45件 |
155名 |
0名 |
令和5年(1月から12月) |
81件 |
802名 |
0名 |
ウエルシュ菌は、動物の腸管、土壌、水中など自然界に広く生息する細菌です。
酸素が少ない環境を好み、熱に強い芽胞を作ります。このため、食品を大釜などで大量に加熱調理すると、食品の中心部が無酸素状態となり、加熱により他の細菌が死滅してもウエルシュ菌の芽胞が生き残ることがあり、食品の温度が発育に適した温度まで下がると急速に増殖を始めます。
ウエルシュ菌が大量に増えた食品を食べると、腸管内でウエルシュ菌が毒素を作り、この毒素が症状を引き起こします。
食中毒の事例では、給食などで大量に加熱調理されたカレー、シチュー、スープ、野菜煮付けによるものがあります。
潜伏時間:6~18時間
主な症状:下痢、腹痛
1 前日調理、調理後の室温放置を避け、加熱調理したものはなるべく早く食べましょう。
2 大量に加熱調理した食品をやむを得ず保管するときは、小分けするなどして急速に冷却しましょう。
(問合せ先)
神奈川県平塚保健福祉事務所
生活衛生部長 梶川 電話 0463-32-0132 内線203
神奈川県健康医療局生活衛生部生活衛生課
課長代理 石川 電話 045-210-4932
食品監視グループ 北條 電話 045-285-0741
このページの所管所属は健康医療局 生活衛生部生活衛生課です。