更新日:2024年2月9日

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外でも起きる食中毒~野外での食品の扱い方~

外でも起きる食中毒について、子ども向けにわかりやすく解説したページです。

4時間目

 大自然の中でバーベキューをしたり、運動会やハイキングに手作りのお弁当を持って行ったり、外で食事することは楽しいですね。しかし、気をつけないと野外でも食中毒が起きてしまいます。

 楽しい思い出が台無しにならないように、まもる先生、りょうこちゃん、げんきくんと一緒に外でも起きる食中毒について学びましょう!

バーベキューの注意点!

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まもる先生

 

 

 みなさん、今回は外でも起きる食中毒について学びましょう!

 

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 りょうこちゃん

 

 

 はい、先生!週末に家族で山にキャンプに行きます。キャンプでは、バーベキューをするので、とても楽しみです!

 食中毒にならないように、バーベキューで注意することを教えてください。     

 

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まもる先生

 まず、野外でバーべキューをする際にも手洗いは重要です。水道で手洗いできればよいですが、できない場合は、ウェットティッシュで汚れをふきとり、アルコール消毒をしましょう。

 次に、肉や魚をしっかり焼くことも忘れてはいけません。生焼けで食べるのは危険です。焼いていない生の食べ物と焼いた食べ物をあつかうおはしや容器を使い分けることも大切です。

 食中毒菌の多くは、温かい場所を好みます。そこで長く保管すると、菌がたくさん増えてしまい食中毒を起こしやすくなりますので、食材を保冷剤等で冷却保管し、なるべく早く調理し、作り置きはせず、すぐに食べるようにしましょう。

 

 

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男の子げんきくん

 

 

 注意することがいっぱいありますね。僕もバーベキューをする時は気をつけよう!   

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お弁当の注意点!

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 げんきくん

 

 

 先生!僕は明日、学校の遠足でハイキングに行きます。お弁当を作って持っていこうと思っているのですが、食中毒にならないように、注意することを教えてください。

 

 

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 まもる先生

 

 

 まず、バーべキューの話の時と同じように、食べる前に手洗いをしっかり行いましょう。

 次に、お弁当を作る時ですが、なるべく当日に作りましょう。中心部までしっかり加熱し、速やかに冷ましてから弁当に詰めましょう。おにぎりを作る時は、ラップを使って握りましょう。

 また、食中毒菌の多くは、温かい場所を好みます。そこで長く保管すると、菌がたくさん増えてしまい食中毒を起こしやすくなりますので、お弁当は直射日光が当たらないところで保管し、なるべく早く食べましょう。保冷剤等を使うことも有効です。

 

 

 

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 りょうこちゃん

 

 

 そうなんですね。野外での食事もいっぱい注意することがあることがわかりました。

 これからも先生に教えてもらったことを守って食中毒にならないように気をつけます!

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まとめ

・野外で食事や調理をする前には手洗いはしっかり行う。

・食材や食品は保冷剤等を使用し、低い温度を保つ。

・バーベキューは、肉や魚の生焼けに注意!調理器具の使い分けも重要!

・お弁当は、なるべく当日に作り、加熱後速やかに冷却してから詰める。

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このページの所管所属は健康医療局 生活衛生部生活衛生課です。