小田原高等学校における通知表の誤りについて

県立小田原高等学校（小田原市城山）において、全日制の1年次生徒168名分の成績処理に誤りがあったことが、令和5年3月27日（月曜日）に判明しました。その概要は次のとおりです。

1　概要

• 令和5年3月24日に生徒に通知表を配付した際、全日制1年次生徒1名から、通知表の「生物基礎」の評定（注記1）に疑義があると申出がありました。全日制1年次316名分の「生物基礎」の成績を点検したところ、後期中間試験と学年末試験のうちの、「知識・技能」に係る点数が反映されておらず、168名の観点別評価（注記2）及び評定に誤りがあることがわかりました。
• 今回の誤りは、入力データの計算式が誤っていたことが原因です。

（注記1）評定：各科目の学習状況を1～5の5段階で示したもの

（注記2）観点別評価：各科目の学習状況を定められた観点ごとに多面的にとらえ各観点についてA、B、Cの3段階で示したもの

各科目の評定は、観点別評価に基づいて決定

通知表には、科目ごとの評定と観点別評価を記載

2　誤りの内容

• 全日制1年次「生物基礎」履修生徒316名（注記3）中168名分の通知表の観点別評価と評定

（注記3）1年次の生徒全員が「生物基礎」を履修している

3　学校等の対応

• 通知表に誤りのあった168名の生徒及びその保護者に対し、電話にて説明と謝罪を行いました。今後、誤った通知表を正しいものに差し替えます。
• 令和5年3月30日（木曜日）18時から当該校において、保護者説明会を実施する予定です。
• 当該校における成績処理の点検体制を見直すとともに職員研修等により再発防止に努めます。
• 全ての県立高等学校及び県立中等教育学校に対し、適正な成績処理等の実施について通知します。

問合せ先

このページの所管所属は教育局 指導部高校教育課です。