更新日:2024年9月27日

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小網代の森について

アカテガニをはじめ多くの生き物が棲んでいる小網代の森(小網代近郊緑地特別保全地区)のすばらしい自然を満喫してください。

1.お知らせ 2.森の魅力 3.開場時間・アクセス 4.利用について 5.保全活動にご協力ください 6.これまでの歴史

1.お知らせ

新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策のお願い

 利用に際しましては、距離を空ける、密集を避ける、手洗い・消毒など、基本的な感染防止対策をお願いいたします。なお、マスクの着用については、個人の主体的な判断において行うようにしてください。森内全域におきまして、一か所に滞留しての飲食はお控えください。

小網代の森の御利用にあたって

 小網代の森は自然豊かな森です。御利用にあたっては、屋外活動に適した服装で周囲の樹木や野生生物に御注意いただくとともに、次のことに注意してください。

  • 開場時間中に御利用ください。自然の森なので照明がなく、夜間は危険です。
  • 御利用上のルールをお守りください。(ペットの連れ込み禁止等)
  • 散策路上では、距離を空ける、密集を避ける、手洗い・消毒など、基本的な感染拡大防止対策を行ってください。

小網代の森インフォメーションスペースが開設されています。

ルールを守りましょう

散策路以外に立ち入ることや、動植物を採取すること小網代の森管理要綱[PDFファイル/12KB]により禁止しています。

このほかにも、環境を守り皆さんが安全に利用するためのルールがありますので、利用する前にご確認ください。

 

2.森の魅力

小網代の森は、三浦半島の先端にある、相模湾に面した約70haの森です。
森の中央にある谷に沿って流れる「浦の川」の集水域として、森林、湿地、干潟及び海までが連続して残されている、関東地方で唯一の自然環境と言われています。
森、川、海のつながりが必要なアカテガニをはじめとして、希少種を含む多くの生き物たちが、多様な生態系を形成しています。森の中心にある散策路を通って、森林から干潟へと続く自然の移り変わりをお楽しみください。
※小網代の森 案内図(PDFファイル:709KB)
※平成28年3月、自然環境について学べるように、動植物の解説版を設置しました。実際の自然を観察しながら、ご覧ください。

えのきテラス付近

森の中

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3.開場時間・アクセス

開場時間

4月から9月まで 7時から18時まで
10月から3月まで 7時から17時まで 

アクセス

京浜急行「三崎口」駅 下車 ○京急バス1番のりば「油壺温泉」行、または2番のりば「三崎東岡」「三崎港」行に乗車 「引橋」下車 徒歩約5分
徒歩約30分

※小網代の森に来られる方は三浦市市民交流拠点駐車場を使用できます。(今年度は無料、バスは乗降のみ可。)
※バス時刻表等については、京浜急行バスホームページよりご確認ください。 
※移動時間の目安 【参考】
三崎口駅前バス乗車→バス停「引橋」→引橋入口→えのきテラス→宮ノ前峠入口→バス停「シーボニア入口」
(約4分) (徒歩約5分) (約40分) (約5分) (約15分) 
小網代の森 アクセスマップ[PDFファイル/2.05MB](公益財団法人かながわトラストみどり財団提供)

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4.利用について

小網代の森では、自然環境を保全し、県民の皆さんが快適に利用できるよう、小網代の森管理要綱[PDFファイル/12KB]が定められています。

小網代の森内では次のことに気をつけてください。

  • 動植物を採取したり、傷つけたりしないでください。
  • 動植物を持込まないでください。ペットを連れての入場もご遠慮ください。
  • 散策路へは、自転車やオートバイの乗り入れ及び持ち込みはできません。
  • 散策路以外には立ち入らないでください。
  • ゴミは必ず持ち帰ってください。
  • 喫煙やたき火など、火気の使用はしないでください。
  • キャンプをしないでください。
  • スズメバチ、マムシ、触れるとかぶれてしまう植物など、危険な生き物がいます。
  • 長袖、長ズボン、履き慣れた靴を着用してください。
  • 他の利用者や近隣住民に迷惑をかけないよう、マナーを守って散策してください。

小網代の森内で次の行為を行う際は、申請が必要です。

(1) 物品を販売し、または配布すること
(2) 展示会、集会等で小網代の森の全部又は一部を占用使用すること
(3) 映画やテレビ番組等の撮影等に関すること
(4) 募金、署名運動、勧誘、宣伝活動、アンケート等の行為を行うこと
(5) その他小網代の森の管理に支障を生じるおそれがある行為を行うこと

※申請の際は、原則として行為日の2週間前までに、小網代の森行為申請書[Excelファイル/16KB](エクセル:16KB)(別ウィンドウで開きます)を提出してください。
※干潟・湾内にて映画やテレビ番組等の撮影等をされる方は、事前に東部漁港事務所への届出が必要になります。詳細は「三崎漁港周辺での撮影について」をご覧ください。

情報提供をお願いします。

20名を超える団体で小網代の森を利用される場合は、事前(1か月前を目途)にNPO法人小網代野外活動調整会議および横須賀三浦地域県政総合センター環境部みどり課までご連絡ください。

 

5.保全活動にご協力ください

小網代の森は神奈川県、三浦市、公益財団法人かながわトラストみどり財団およびNPO法人小網代の森野外活動調整会議等が協力して環境保全に取り組んでおります。

小網代の森保全利活用対策協議会の取り組み

小網代の森の関係機関(県、三浦市、公益財団法人かながわトラストみどり財団、NPO法人小網代野外活動調整会議、京浜急行電鉄株式会社、株式会社リビエラリゾート、学校法人東京環境工科専門学校、みうら漁業協同組合、小網代区、学識経験者)で構成される「小網代の森保全利活用対策協議会」で、小網代の森の諸課題を議論しています。

公益財団法人かながわトラストみどり財団の取り組み

小網代の森を保全するための寄付を募っております。皆様にご協力いただいた寄付金は小網代の森を保全するための活動資金として活用しています。
また、ホタルやアカテガニの放仔観察会などイベントの開催を開催しています。
問合せ先
電話:045-412-2525
URL:http://ktm.or.jp/(外部リンク)

NPO法人小網代野外活動調整会議の取り組み

小網代の森の豊かな自然を維持するため湿地の保全や植生回復などの作業を行っています。また、自然観察会をはじめとするイベントや、専門スタッフによる散策ガイド(有償)を行っており、その収益は保全活動の資金として活用しています。
問合せ先 
電話:045-540-8320
URL:https://www.facebook.com/koajiro/(外部リンク) 

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6.これまでの歴史

 小網代の森とその周辺地域には大規模な開発計画がありました。県では、この貴重な自然を後世に残す必要があると考え、平成7年に三浦市と事業者へ利用方針等を提示し協議の結果、小網代の森を保全していくこととなりました。その後、地権者との話し合いを進め、土地の買い取りを進めたほか、地権者による自主的な保全や寄付などにより、平成22年に保全に必要な用地の確保が完了しました。そして、平成23年から散策路等の整備を進め、平成26年7月に一般開放を開始しました。

 

昭和45年

小網代の森が、三浦都市計画において市街化区域となる

その後ゴルフ場の開発計画が持ち上がる

平成2年

現在のNPO法人小網代野外活動調整会議の前身となった市民団体が発足し、以降現在に至るまで、アカテガニの観察会や外来植物の駆除などの保全活 動が行われている

平成7年

県が三浦市と事業者へ、小網代の森の保全の方針等を提示する

平成9年

県がかながわトラストみどり基金を用いて、緑地の買い取りを開始する

平成17年

国土交通大臣により小網代の森が近郊緑地保全区域に指定され、県が土地の買い取りを進める

平成22年

県が、保全のために必要な用地確保を完了させる

平成23年

県が散策路等の整備を進める
県知事が小網代の森を近郊緑地特別保全地区に指定し、それに伴い、三浦都市計画が変更され、市街化調整区域となる

平成26年

県、三浦市、公益財団法人かながわトラストみどり財団NPO法人小網代野外活動調整会議が、環境保全活動に関する覚書を締結する

京浜急行電鉄株式会社の協力により、散策路の一部等が整備され、県へ寄附される
一般開放を開始する

平成28年

県が、小網代の森の自然環境について学べるように、動植物の解説板を10箇所に設置する
県が、三崎口駅から小網代の森に至る国道134号の両側に、道案内の標柱を7基設置する

平成30年 県が、宮ノ前峠入口手前にトイレを設置する

 

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森内の散策路
(小網代の森内の散策路)

アカテガニの放仔観察会
(アカテガニの放仔観察会)

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問合せ先

小網代の森全般について
環境農政局緑政部自然環境保全課 電話045-210-4310(直通)

小網代の森の利用について
横須賀三浦地域県政総合センター環境部みどり課 電話046-823-0210(代表)

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このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は 横須賀三浦地域県政総合センターです。