更新日:2022年3月23日
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神奈川県育成品種であるイチゴ「かなこまち」の紹介
神奈川県オリジナルのイチゴ品種「かなこまち」
’かなこまち’は、糖度が高く、酸味とのバランスがよい、大粒の品種です。観光摘み採り園及び直売向けの栽培のほか、市場出荷向けにも適しており、県オリジナル品種として導入・普及が期待できます。
神奈川県内のイチゴ生産者等からの他県産との差別化を図るためには県オリジナル品種が必要であるとの要望に応えるため、イチゴの新品種育成に取り組みました。年内から収穫でき、栽培期間を通して糖酸比が安定して良食味であること、色艶や果実硬度が一定のレベル以上であること等の特性を有する品種の育成を目指し、平成26年度に‘紅ほっぺ’(静岡県育成品種)と‘やよいひめ’(群馬県育成品種)を交配・選抜し、育成した品種です。令和2年9月2日に種苗法に基づく品種登録出願し、同年12月21日に農林水産省が出願公表(出願番号第34922号)しました。
神奈川県いちご組合連合会の会員、県職員から名称を募集し、「神奈川生まれの美しくて美味しいイチゴ」という思いが込められた’かなこまち’を選定しました。
県内の大型直売所等で販売しています。出荷状況により販売がない場合もありますので、各店舗にお問い合わせの上、ご来店ください。まだ生産が少なく、限られた販売ですが、今後、段階的に生産拡大を図り、本格的な生産販売は、2年後の令和5年を目指しています。
店舗名 | 販売期間 | 住所 | 電話 |
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JAさがみ海老名グリーンセンター | 12月下旬から4月頃まで | 海老名市大谷246 | 046-234-0080 |
夢未市 | 1月から4月頃まで | 厚木市温水255 | 046-290-0141 |
このページに関するお問い合わせ先
企画経営部
電話:0463-58-0333
内線:303(品種の特徴について)、306(販売状況について)
ファクシミリ:0463-58-4254
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