更新日:2025年3月10日
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「農産物の上手な利用法」のページでは、オープンラボで実験された農産加工実験や神奈川県農業技術センターの過去の研究成果を紹介しています。
| 作り方 |
| (1)収穫したルバ-ブは葉と葉柄に分ける。
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| (2)葉柄を水洗し、葉柄のかさぶた状になった傷や葉柄の株ぎわの茶色になった堅い部分を取り除く。
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| (3)葉柄を1~3cmくらいに切る。
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| (4)砂糖とペクチンを良く混ぜ合わせる。
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| (5)ステンレス鍋に水を200ml程度入れて、沸騰させ、ルバ-ブを入れる。
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| (6)強火にし、ルバーブ焦げ付かないようにヘラで鍋底からよくかき混ぜる。
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| (7)ルバ-ブが完全に煮溶けたら、砂糖を全部加え、焦げ付かないように鍋底からかき混ぜながら加熱する。
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| (8)攪拌しながら加熱を続け、時々煮詰め具合いを確認する。
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| (9)良好な煮詰め具合になったら、殺菌したガラス瓶にジャムを入れる。
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| (10)ふたを軽くして脱気殺菌する。
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| (11)脱気殺菌が終了したらふたを堅く閉め、倒立放冷する。
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| (12)倒立放冷が終了したら流水で冷却する。 |
| (13)ジャムが冷えたら、ビンの外側の汚れを完全に洗い落とし、水を拭き取り、製造に係わる情報を付けたラベルを貼り、冷暗所に保存する。
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| 作り方のアドバイス |
ルバーブが完全に煮溶けたら、粉末ペクチンをよく混ぜ込んだ分量の砂糖を全部加えます。一気にザッと加えると鍋底に砂糖がたまり、焦げる原因ともなります。沸騰したルバーブのペーストを攪拌しながら加え、砂糖が鍋底に溜まらないようにサーッと加えて下さい。
しゃもじについたペーストがサッと流れるなら煮詰め不足、モッタリとしてくればOK。スプーンに採ったペーストをちょっと冷まして傾けたときサッと落ちずにポッタリとしているならOK。冷水に果肉を滴下したとき花火にの様にパーッと散るなら煮詰め不足、コップの底までミズクラゲの様にプヨプヨと沈んでいけばOK。皿・プレートにつけた場合、立てたらスーッと流れたら煮詰め不足、ちょっと流れてスッと止まればOK。その他、温度で濃縮度合を確認することができます。何度かジャムを作って、頃合を確認して下さい。


ジャムビンの口を汚さないため片口レードル、片口、太口のロートなどを用いることは有効です。でも、たこ焼きに使う種おとしは優れもの。種おとしにジャムを入れて、ちょっと時間をおくとアワが上に浮いてきます。それからおもむろにビンに注ぎ込むと、種おとしの下部からジャムが出るため、アワの入らないきれいなジャムがビンに入ります。
製造に係わる情報(ジャムの名前・材料の種類・材料の配合・作った年月日など)を付けたラベルを貼りましょう。
生産環境部(品質機能研究課)
電話 0463-58-0333 内線344から345
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