更新日:2025年2月19日
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「農産物の上手な利用法」のページでは、オープンラボで実験された農産加工実験や神奈川県農業技術センターの過去の研究成果を紹介しています。
| 作り方 |
| (1)キウイフルーツを水洗する。
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| (2)キウイフルーツの軸と花落ちの両端を包丁で切り落とす。 |
| (3)キウイフルーツを縦置きにし、包丁で皮をきれいに削ぎ落とす。
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| (4)キウイフルーツを湯気の上がった蒸し器に入れ、30分間蒸す。蒸しているときに出る液体は流さない。
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| (5)蒸し上がったキウイフルーツを蒸したときに出た液体とともにフードプロセッサにかけ、果肉を粗く砕いたペーストを作る。
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| (6)ステンレス鍋に粗く砕いたキウイフルーツペーストを入れ、加熱する。 |
| (7)果肉が沸騰したら、分量の砂糖を全部入れる。
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| (8)攪拌しながら加熱を続け、時々煮詰め具合いを確認する。
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| (9)良好な煮詰め具合になったら、殺菌したガラス瓶にジャムを入れる。
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| (10)ふたを軽くして、脱気殺菌する。
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| (11)脱気殺菌が終了したら、ふたを堅く閉め、倒立放冷する。
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| (12)倒立放冷が終了したら、流水で冷却する。
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| (13)ジャムが冷えたら、ビンの外側の汚れを完全に洗い落とし、水を拭き取る。 |
| (14)製造に係わる情報を付けたラベルを貼り、冷暗所に保存する。
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| 作り方のアドバイス |
焦がさないように鍋底や鍋のフチをヘラで擦るように攪拌して下さい。火が強いと鍋のフチに付いたキウイフルーツの果肉がこびりつき、焦げてきます。焦げそうになったら濡れ布巾で拭き取って下さい。でも、焦げるのが心配だからといって、弱火でトロトロと加熱すると、加熱時間が長くなり、ジャムの色が暗くなり、きれいに仕上がりません。焦がさないよう、可能な限り強い火で加熱して下さい。
しゃもじについたペーストがサッと流れるなら煮詰め不足、モッタリとしてくればOK。スプーンに採った果肉をちょっと冷まして傾けたときサッと落ちずにポッタリとしているならOK。冷水にジャムを静かに滴下したとき、花火の様にパーッと散るなら煮詰め不足、果肉とゼリーが一体となってコップの底までミズクラゲの様にプヨプヨと沈んでいけばOK。皿・プレートにつけた場合、立てたら果肉からゼリーが分かれて、スーッと流れ出るような煮詰め不足、ちょっと流れてスッと止まればOK。その他、温度で濃縮度合を確認することができます。何度かジャムを作って、頃合を確認して下さい。
生産環境部(品質機能研究課)
電話 0463-58-0333 内線344から345
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