マリアージュシャルマン
ピンクのスプレーバラ新品種「マリアージュシャルマン」を紹介しています
マリアージュシャルマン
ウエディングの装いに気品あるバラを!!
切り花用バラの新品種‘マリアージュシャルマン’を育成しました。‘マリアージュシャルマン’とはフランス語で‘素敵な結婚’を意味する言葉です。
バラは、神奈川県の花き栽培の主要な品目であり、1979年より本県の気候条件や作型に合い、品質が高く、多収性のオリジナル品種の育成に取り組んできました。‘マリアージュシャルマン’は、2000年に交配を行い、新しいスプレータイプのバラとして、2005年8月に品種登録出願を行い、2009年2月26日に品種登録(登録番号第17564号)されました。
品種の特性としては、花色はシックな紫ピンク色で、縁部にかけて淡いぼかし模様が入ります。花の形はよく整った高芯咲きで、花弁縁部にはウェーブがかかり、満開時は豪華です。花弁数は約30枚、花の大きさは約7cm、草姿は切り花1本あたりに4から5輪程度花がつくスプレータイプで、数本でボリュームある花束を作ることができます。
生産性は、切り花用として年間を通して安定した収穫ができ、特に冬期は高品質な切り花が採花できます。また、花持ちも良く、冬期には長期観賞が期待できます。
左から‘マリアージュシャルマン’、‘ミミローズ’、‘ラブミーテンダー’
今後は、ネーミングのとおりウエディングでブーケや装飾等への利用や、誕生日や記念日のプレゼント、フラワーアレンジメント等への幅広い利用が期待されます。