サルスベリ ‘ディア ウィーピング’
品種特性
紅色の花と、しなやかに伸びた枝が、緩やかに下垂する枝垂れ樹型が特徴のサルスベリです。‘ディアルージュ’や‘ディア パープル’同様に露地栽培ではうどんこ病の防除は必要有りません。
育成経過
1991年に11組み合わせの交配を行い、1992年3月に温室内で播種しました。得られた合計593個体の苗を、同年7月にほ場に定植し育成試験を開始しました。本品種はこのうち市販一才性紅花品種(‘相武紅’と命名)の自然実生個体から、枝垂れ樹型で濃赤紫花色の個体を選抜したものです。2001年に‘ディア ウィーピング’と命名し品種登録を出願、2003年11月18日に登録されました。登録番号第11566号。