国産ドローンを活用し、災害を想定した物資輸送を行います！
～ドローン前提社会の実現に向けたモデル事業～

1　実証について

（1）背景

令和元年10月に本県を通過した台風19号は、県内に大雨をもたらし、箱根では、1日当たりの降水量が922.5mm（全国歴代1位）を記録しました。
また、国道138号（箱根町仙石原地内）が土砂の崩落の影響で通行止めとなり、県民生活へ多大な支障が生じたこと等から、災害対策へのドローンの活用が期待されています。

（2）実証概要

県西地域に大規模な地震等が発生し、主要な幹線道路が土砂崩れ等で寸断されたことを想定して、国産ドローンによる医薬品等の輸送（芦ノ湖上空：往復約13km）を行うことで、災害発生時における救援物資の搬送について検証を行います。

（3）実施主体

横浜警備保障株式会社

（4）実施体制

名称	役割分担
株式会社Autonomy	機体提供、ドローン運航サポート
SKY　WIND　JAPAN	ドローンパイロット・オペレーション
株式会社ハクト	運営管理、飛行計画等策定補助
JSD株式会社	安全管理、事業推進補助
京浜商事株式会社	監視員の提供
神奈川県	モデル事業を実施するフィールドの提供・調整等

 

（5）離発着場所等

箱根町園地内（足柄下郡箱根町箱根167付近）（注記）スタート地点
箱根湖畔ゴルフコース職員臨時駐車場（足柄下郡箱根町仙石原1242付近）

（6）運搬物

救急セット及び薬（ダミー）

（7）使用機体

新型クワッドコプタードローン（AQC-01型）　（注記）株式会社Autonomy製

寸法	600mm×600mm×350mm
離陸重量	8kg（ペイロード2kg）
飛行速度	16m/秒（≒57.6km/h）
最大飛行時間	42分
最大飛行距離	20km

（注記）22,000mAhのリチウムコバルトバッテリーを搭載するとともに、オリジナルのフライトコントローラーで機体を制御することにより、自立飛行でも長時間飛行が可能である。

（8）実証日時

令和5年5月25日（木曜日）8時から11時まで

（注記1）予備日　令和5年5月26日（金曜日）8時から11時まで

（注記2）安全のため、飛行実験を中止にする場合があります。

（注記3）知事の参加は、5月25日（木曜日）の8時から8時30分です。

 

2　取材について

取材を希望される場合は、令和5年5月24日（水曜日）までに問合せ先へご連絡ください。

集合場所や当日の流れについてご説明します。　

 

 

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