ホーム > 神奈川県記者発表資料 > 神奈川県とPST株式会社は「VOISLOG(R)」による未病の見える化等についての協定を締結しました
初期公開日:2025年5月30日更新日:2025年5月30日
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神奈川県とPST株式会社(以下、同社という。)は、地域の健康課題解決に向けて、音声バイオマーカー技術等の最先端科学技術力を用いた未病の見える化及び改善等について連携・協力するため、協定を締結しましたので、お知らせします。
本協定により、同社の音声分析プラットフォーム「VOISLOG(R)」(ボイスログ)等の技術・サービスと連携しながら、未病の見える化等を推進し、県民の健康寿命の延伸と新産業創出を図ります。
2012年の会社設立以来、音声バイオマーカーの研究開発を行う。現在は健康管理等のために日常生活で使用されるシステムの開発販売及びサービス(ヘルスケア領域)を中心に事業を展開する。そのほか、医療機器プログラムの開発(メディカル領域)や訪問看護事業にも進出するなど、音声バイオマーカー技術を通じて、人々の生活の質の向上と健康寿命の延伸に取り組んでいる。
県はこれまで、同社の音声分析技術「MIMOSYS(R)」(ミモシス)を、ME-BYO BRAND(注記1)の第1号として認定するとともに、県の未病指標(注記2)のメンタルヘルス・ストレス領域に採用するなど、同社との協力を進めてきた。
(注記1)ME-BYO BRANDについて
優れた未病産業関連の商品・サービスを「ME-BYO BRAND」として県が認定することにより、県民の未病改善の取組を促進するとともに、未病産業の魅力を広め、産業化の牽引を図るもの。
2015年8月、同社サービス「MIMOSYS(R)」を第1号として認定。
(注記2)未病指標について
自分が健康と病気のグラデーションのどこにいるのか、現在の未病の状態を数値等で見える化するもの。県の健康管理アプリケーション「マイME-BYOカルテ」などで測定可能。
2020年3月、メンタルヘルス・ストレス領域の測定ツールとして、同アプリに同社サービス「MIMOSYS(R)」を導入。
県では、SDGsの達成にもつながる取組として、持続可能な健康長寿社会の実現に向けた産学公連携の取組を推進し、地域の健康課題解決に向け取り組んでいます。
問合せ先
神奈川県政策局いのち・未来戦略本部室
未病産業担当課長 湧川 電話 045-285-0047
未病産業グループ 大久保 電話 045-210-2715
このページの所管所属は政策局 いのち・未来戦略本部室です。