ホーム > 神奈川県記者発表資料 > 武蔵野大学の学生を長期インターンプログラムで受け入れ
初期公開日:2025年9月4日更新日:2025年9月4日
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県では、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の3年生2名を2025年9月から長期インターンプログラムとして受け入れます。本プログラムは、大学生が7ヶ月間、神奈川県庁で「より多くの大学生が災害ボランティア活動に参加できる仕組みづくり」に取り組む、全国でも珍しい長期の就業体験です。学生の視点を県の制度設計に反映しながら、被災地への持続的な支援体制の構築を目指します。
県では、大学生の夏休みや春休みに神奈川県庁体験プログラム(インターン)を実施し、神奈川県庁における就業体験の機会を提供していますが、今回のような長期インターンプログラムは初となります。
(1)期間:令和7年9月4日(木曜日)から令和8年3月31日(火曜日)
(2)実習プログラム:『より多くの大学生が災害ボランティア活動に参加できる仕組みづくり』
今回受け入れる大学生は、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(注記)で、能登半島地震の際に災害ボランティア活動の実践経験を持つ2名です。制度設計や関係者との調整などの仕組みづくりの現場を体験していただくとともに、学生の視点を県の制度設計に反映していきます。
(注記)武蔵野大学アントレプレナーシップ学部は、日本で唯一のアントレプレナーシップ学部として2021年に開設しました。以来、『世界の幸せをカタチにする。』という武蔵野大学のブランドステートメントに基づき、高い志と倫理観を持ち、失敗を恐れずに挑戦し、新たな価値を見出し、創造していくアントレプレナーシップを持つ人材を育成しています。
令和6年1月の能登半島地震では、多くの若者が自主的に被災地へ駆けつけ、泥かきや炊き出しなどの支援活動を行いました。こうした大学生たちの姿は、住民の心の支えとなり、社会的にも大きな反響を呼びました。
一方で、大学生が災害ボランティアとして活動する際、授業の欠席や旅費・宿泊費の自己負担など、多くのハードルが存在しており、仕組みとしての整備は進んでいません。県では、災害発生時に、県内在住や県内大学に通う大学生が、安心して被災地での災害ボランティア活動に参加できる仕組みづくりを、大学・民間・行政等の関係機関との連携によって進めていきます。
《SDGsの推進について》
県では、SDGsの達成に向け、多様な主体とのパートナーシップにより、社会課題の解決に取り組んでいます。
(当該取り組みの全体について)
神奈川県政策局いのち・未来戦略本部室
科学技術担当部長 穂積 電話 045-285-0183
(大学連携について)
神奈川県政策局いのち・未来戦略本部室
コミュニティー活性化担当課長 高橋 電話 045-285-0398
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