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更新日:2023年8月31日

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首都圏再エネ共同購入プロジェクト(㈱エナーバンクとの連携事業)

 

R5第1回用バナー

新着情報

2023年7月27日 「首都圏再エネ共同購入プロジェクト」第1回募集について案内を開始しました。

首都圏再エネ共同購入プロジェクトとは

 県では、環境にやさしい再生可能エネルギー由来の電力(以下「再エネ電力」という。)の利用促進を目的に、再エネ電力を使用したい県内企業・団体のみなさまを募り、まとめて入札を行う電力調達の共同オークション(せり下げ方式入札)を令和3年度から実施しております。

 令和4年度からは、株式会社エナーバンクが主催する「首都圏再エネ共同購入プロジェクト」と連携して取組を行っており、今年度も同様に実施します。

 また、この取組では、再エネ電力の共同購入以外にも、非化石証書の共同購入を実施していますので、御興味がございましたら、専用ホームページ(外部サイト)を御覧ください。

 ※この事業は、株式会社エナーバンクと神奈川県が締結した協定に基づき、実施しており、本事業に申込みをいただくことで、株式会社エナーバンクが運営するサービスを利用できるものです。また、今回調達する再エネ電力は、希望がない場合、再エネ率100%となります。

事業詳細は、専用ホームページ(外部サイト)又は動画を御覧ください。

【前編】WEB説明会の動画(2023年8月4日開催)(YouTube)

  • エナーバンク会社概要紹介
  • プロジェクト実施背景(エネルギー調達における変化・再エネ電力の調達方法)

【後編】WEB説明会の動画(2023年8月4日開催)(YouTube)

  • プロジェクト概要
  • 各事業の概要・スケジュール
  • 申込方法のご案内

再エネチラシ

※チラシをクリックするとPDFファイルが開きます。(974KB)

 

募集期間

 ※電力切替時期によって、2回に分けて募集します。
 <第1回> 令和6年4月頃に電力契約を切り替える方対象

 令和5年8月1日(火曜日)から令和5年9月22日(金曜日)

 <第2回> 令和6年10月頃に電力契約を切り替える方対象

 令和6年2月1日(木曜日)から令和6年3月22日(金曜日)

※現在の契約条件によって、切替時期が限られる場合がございますので、事前に御相談ください。

対象

 首都圏(※)内に拠点(本社、支社、事業所等)がある企業・団体

 ※ 首都圏整備法に基づく、東京、神奈川、千葉、埼玉、栃木、茨城、群馬、山梨の各都県

参加費

 無料(申込みから入札実施まで)

申込み方法

 次の専用サイトからお申込みください。

 首都圏再エネ電力共同オークション(外部サイト)

 ※ 専用サイトからお申込みできない場合は、神奈川県脱炭素戦略本部室事業者脱炭素グループ(045-210-4140)まで御連絡ください。

共同オークションの仕組み

グループの例

 昼間と夜間の使用量が異なる参加者を同じグループにすると、1日の電力使用量が一定になります。

<発電コストが下がり、電気料金もお得になる可能性が!>

※グループは、(株)エナーバンクがオークション実施時のみ使用するため、グループの情報が各参加企業に公開されることはありません。また、上記グループ分けの図はイメージのため、実際とは異なる場合があります。

※電力市場または他の参加者の電力使用状況によって、グループよりも単独でのオークションの方が、お得になる場合、単独でオークションを実施します。

過去に実施したオークションの結果

令和4年度第1回かながわ再エネ共同オークション

 令和4年度に実施した第1回共同オークションでは、49者からお申込みをいただき、21者の200件以上の契約が再エネ電力になりました。

 ・昨今の電力価格高騰等の影響下ではありますが、コスト削減効果を得ることができました。

 ・オークション参加前は、契約する小売電気事業者を見つけられなかったケースでも、

 新たな契約先を見つけることができました。

令和4年度第1回共同オークション実績

 ※1 東京電力が2022年9月20日に発表した2023年4月供給開始の新標準メニュー(+環境価値)

の料金比較

 ※2 個別需要家ごとで契約する場合の見積りより、共同購入することで、さらに1.1%の削減を獲得

 ※3 需要家に再エネ比率30%、50%、100%から選択いただいた結果から算定した平均割合

令和3年度かながわ再エネ共同オークション

 令和3年度は51者からお申込みをいただき、15者の200件以上の契約が再エネ電力になりました。

 また、通常電力から再エネ電力に切替えた場合でも、お得になりました。

業種

元の金額

(通常電力)

オークション結果

(再エネ電力)

削減率 再エネ率
レジャー施設 約350万円/年 約330万円/年 約6% 100%
製造業 約600万円/年 約480万円/年 約20% 30%
メンテナンス業 約42万円/年 約36万円/年 約15% 100%
公民館 約200万円/年 約185万円/年 約8% 100%

株式会社エナーバンクについて

 株式会社エナーバンクは、インターネット上の電力リバースオークションサービス「エネオク」の運営により、企業等における再エネ電力の利用を促進している企業です。「エネオク」は、環境省が行う再エネ電力の入札でも利用されています。

共同オークションの流れ

共同購入プロジェクト申込み説明

1 専用サイトから申込み

 お申込みの際に、電気料金の明細(12か月分)データを御用意ください。

 スマートメーターのデータを提供いただくと、より正確な見積りを御提示することができます。

2 オークションに参加するかの御判断・本申込

 事務局(株式会社エナーバンク)からオークション(1回目)の見積価格をお知らせいたします。この価格がオークションのスタート価格となりますので、御納得いただけた場合は本申込(2回目のオークションに参加すること)を事務局(株式会社エナーバンク)にしてください。

※原則として、オークションにより決定した事業者と契約いただく必要がございます。

3 契約の切替

 事務局(株式会社エナーバンク)がオークションを実施し、その結果をお知らせしますので、期限内に、小売電気事業者と契約を行ってください。

かながわ再エネ電力利用事業者認定証の交付

 県は、再エネ電力への切替えを行った県内企業等の皆様に「かながわ再エネ電力利用事業者認定証」を交付(希望制)し、再エネ電力の利用に取り組んでいる企業等として県ホームページ等で公表しています。

 また、令和5年4月1日からは、県内企業等が再エネ証書(※)を調達し、実質的に再エネ電力を利用している際も、認定証を交付しますので、非化石証書の共同購入をされた方も対象となります。

 ※ 非化石証書(再エネ指定)、グリーン電力証書及びJ-クレジット(再エネ電力由来) 

 かながわ再エネ電力利用応援プロジェクトのページへ

かながわ再エネ電力利用事業者認定証(再エネ電力の調達手段によって、交付する認定証が異なります。)

<小売電気事業者との電力需給契約により、再エネ電力を利用している方>

認定証3種

<自ら再エネ証書を調達し、実質的に再エネ電力を利用している方>

認定証(再エネ証書)

その他

 「再エネ電力」は、「RE100 TECHNICAL CRITERIA」の要件を満たすもので、再生可能エネルギーが1年間の総電力供給量の30%以上含まれる電気(FIT電気の場合は、再生可能エネルギー指定の非化石証書等の使用により、実質的に再生可能エネルギーとなる電気)を指します。

 


このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は環境農政局 脱炭素戦略本部室です。