初期公開日:2025年5月30日更新日:2025年5月30日

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県立学校の耐震対策について

現在、新まなびや計画に基づき、小規模補強が必要な校舎への耐震対策を行っています。

県立学校の耐震対策について

  • 大規模補強が必要な校舎の耐震化は完了しており、新まなびや計画では、小規模補強が必要な校舎等209棟について耐震対策を行っています。
  • 令和6年度末までに180棟の耐震対策が完了しました。
  • 校舎の耐震対策は完了し、体育館や武道場の耐震対策を進めています。
  • 特別支援学校及び中等教育学校については、全棟、耐震化が完了しています。

校舎等の状況(令和7年4月1日現在)

(単位:棟)

  新耐震設計基準 旧耐震設計基準

全棟数

288(38.0%) 469(62.0%) 757

うち校舎棟

220(38.8%) 347(61.2%)

567

【耐震化率(R6年度末時点)】高等学校97.7% 特別支援学校100%

耐震基準

 県の耐震診断基準は、Is値※1に地域ごとの東海地震及び南関東地震が起きた際の建物に係る地震力(予想加速度)や地盤条件、敷地形状などを加味し、「要大規模補強」「要小規模補強」「補強不要」の三つの区分※2で診断しています。

※1 Is値

 Is値とは構造耐震指標といい、耐震診断において判断基準となる数値で、地震に強い構造かどうかを表す数値をいう。これは建物の壁量や形状などから算出される指標で、配置バランスが良く、壁の量が多いほど高い値になり、Is値が高ければ高いほど耐震性能が高いことを示す。

 

Is値の目安

Is値0.3未満 地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、または崩壊する危険性が高い。
Is値0.3以上0.6未満 地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、または崩壊する危険性がある。
Is値0.6以上 地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、または崩壊する危険性が低い。

※2 大規模補強と小規模補強

大規模補強

 想定被害として建物の全体または大部分に渡り柱・耐力壁のせん断破裂等が主事、水平耐力の大部分を失っている状態になるため、建物全体に大規模な補強が必要となる。

小規模補強

 想定被害として建物に部分的な柱・耐力壁のせん断破裂等が生じるが、全体としては水平耐力の低下は著しくないことから、部分的な構造体の補強となる。

資料

※大規模な補強が必要な校舎等一覧(PDF:211KB)

※小規模な補強が必要な校舎等一覧(PDF:280KB)

県立特別支援学校等の耐震状況について

県立特別支援学校及び中等教育学校の耐震診断状況については、次のとおりとなっております。

※特別支援学校の耐震診断状況(PDF:245KB)

※中等教育学校の耐震診断状況(PDF:59KB)

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