更新日:2024年4月4日
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トウゴロウイワシ目トウゴロウイワシ科
分布 | ペへレイは、アルゼンチンを中心に中南米諸国に分布しています。アルゼンチンには、Pejerreyと呼ばれる魚が数種いますが、移植されたものはOdonthestes bonariensis(C&V)で、原産地は、ブェノスアイレス州のチャスコムス湖(Chascmus)です。 |
形態 |
魚体は、キスに似た長紡錘形で、体側側線に泊って銀色の帯があります。成魚は60cmに達します。 |
生態 | 産卵期間が長く飼育環境下では、2月から10月まで断続的に産卵するのが大きな特徴です。 食性は、主として、プランクトン食であるが、昆虫類なども捕食し、大型魚は小魚も食べます。 |
備考 | ペヘレイ(pejerrey)と言う名は、スペイン語の Pez del Rey(Pez(魚) del(の) Rey(大様))に由来しています。 英語名 Silverside,Sand Smelt,KingFish スペイン語名 Pescado del Rey,Abichon,pejerrey chato,Flecka del Plata ポルトガル語名 Peixe Rey |
日本へは、昭和41年に神奈川県淡水魚増殖試験場(内水面試験場の前身)へアルゼンチンのチャスコムス湖(ブエノスアイレス市近郊)から移入されたのが最初で、新たな養殖魚種として注目されています。 |
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池を泳ぐペヘレイの群 | ペヘレイの親魚 |
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相模川河口で釣り上げられたペヘレイ この日は、小さなスピナ-で釣れました。 サシや練りエサでも釣れます |
淡水魚増殖試験場報告 「ペヘレイ」
関連リンク
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