淡水魚類図鑑 モツゴ

掲載日:2021年3月11日

モツゴ Pseudorasbora parva

コイ目コイ科

モツゴ

分布 かつては関東地方以西の本州・四国・九州に自然分布していましたが、現在は日本全国の川や湖、池など広く分布しています。
形態 口は受け口で小さく、おちょぼ口のため、一般に「クチボソ」と言われます。
産卵期は4月から7月で 雄は流れの緩やかなたまりなどの石の周りになわばりを作ります。これは、産卵の準備のため石をきれいに掃除するためのものです。
産卵が行われた後は、雄が卵にゴミがつかないよう常に手入れをします。
生態 川の中流から下流やため池に生息し、雑食性です。
相模川でもワンドやながれにゆるやかな場所で見られ、水の淀んだところに広く生息しています。
備考 水の汚染に強く、水の汚れや河川改修にも適応しているとされていますが、現在は減少傾向にあります。

 

モツゴの画像です

モツゴ雄 モツゴの雄、産卵期になると黒っぽくなります。
卵を守る雄 アクリルガラスに産み付けられた卵を守る雄
大きなガラス面にはいくつものなわばりが作られていました。
雄は卵にゴミが付かないよう常に掃除しています。
観察していて気が付いたのですが、発生が進んだ卵がありながら、新しく雌を誘い産卵を誘発していました。
この雄は、子育てが大好きなのでしょうか?
モツゴの稚魚 モツゴの幼魚(下)は、黒い線が目立ちます。