淡水魚類図鑑 ジュズカケハゼ

掲載日:2021年3月4日

ジュズカケハゼ Gymnogobius castaneus

ジュズカケハゼ(茨城県霞ヶ浦)

 

分布 北海道から九州にかけて広く分布します。
形態 体は明褐色で細長い。全長6cmほどの小さいハゼです。
産卵期になると雌の婚姻色が著しくなり、ひれが黒くなると共に体側の黄色い帯が鮮やかになります。
生態 河川の中下流域や湖沼などに生息します。
産卵期は春で、泥底に穴を掘り産卵します。
ふ化した仔魚は、河川・湖内で育ち、海には下りません。
霞ヶ浦では水草の周辺に集団で泳いでいる姿が良く見られます。
備考 霞ヶ浦ではゴロの佃煮の原料として最高級品と言われています。
県内では、厚木市にある自然保護センタ-野外施設で発見されたのが唯一の例です。
近年、本種はジュズカケハゼ、ムサシノジュズカケハゼ、ホクリクジュズカケハゼ、およびコシノハゼの4種に細分され、ジュズカケハゼ種群とされています。本県の厚木市の個体はジュズカケハゼと推定されていますが、多摩川水系にはムサシノジュズカケハゼが生息しています。
ジュズカケハゼの頭部

雌

雌に婚姻色がはっきり現れます。