淡水魚類図鑑 二ホンイトヨ

掲載日:2021年2月19日

ニホンイトヨ Gasterosteus nipponicus

トゲウオ目トゲウオ科

イトヨ1

分布

サハリン、千島列島から千葉県までの太平洋側と、沿海州と朝鮮半島東岸を含む日本海側

形態 全長6から10cm、背びれの前方の棘が遊離して大きいのが特徴です。体側には32から35枚の鱗板があります。
生態 平野部の河川や湖沼に生息し、遡河回遊型の生活史を持ち陸封型はありません。
3月頃川を遡上し、水草のあるところで巣を作り産卵します。ふ化した稚魚は巣の周りで育ち、夏から秋にかけて海に下ります。
備考 現在、イトヨの仲間はニホンイトヨの他、太平洋系降海型イトヨ(G.aculeatus aculeatus)と太平洋系陸封型イトヨ(G.aculeatus subspp.)に細分化されました。太平洋系降海型イトヨは、北海道に分布する遡河回遊魚です。他方、太平洋系陸封型イトヨは、北海道や東北、北陸地方の一部に不連続に分布し一生を淡水域で過ごします。
地方名 ハリウオ、トゲウオ

 

イトヨ2 岩手県にて臼田氏撮影